色々な本を読むと、色々なことに気づかせてくれるので、考えることも増えて行きます。
考えることはとても大切だと感じました。
DIE WITH ZERO
直訳すると「ゼロで死ね」という意味です。
今はこちらの本を読んでいます。

こちらの本は、要するに、「お金を残して死ぬな」という事を言っています。
それってなかなか難しいですよね(^^;
だって、老後にいくらお金が掛かるかも分かりませんし、子育て世帯なら、これから子供たちにどれくらいのお金が掛かるか分かりません。
しかしこの本には、それらを何とか上手に対処する方法も書かれています。
その内容については置いといて、今回この本を読んでイッサンの胸に残ったことを伝えたいと思います。
その時にしかできない事
人はいつか必ず死にます。
それは絶対です。
それがいつ訪れるかは分かりません。
しかし、人は必ず死ぬのです。
イッサンの母の様に69歳で死ぬのか、祖母のカーカの様に89歳で死ぬのか、はたまた100歳で死ぬのか。
はたまた若くして亡くなるかも知れません。
前触れもなく突然に訪れる「死」以外は、徐々に体が弱って行き、ベッドに横たわり、あまり動けなくなり、そしてその時が来るのかも知れません。
老いて何もできなくなりかけているその時、人は何を考えるのか。
それは絶対に「過去を思い返すとい行為」つまり、「自分の人生で経験してきた事」なのです。
その過去を思い返したとき、満足しているのか、後悔しているのか、それはその人が「生きてきた間にどんなことを経験してきたか」です。
多くの人は、ここで後悔することが多いと聞きます。
その後悔する内容で最も多いのが、
「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きていればよかった」です。
その次に多いのが、
「働きすぎなかったら良かった」です。
シンプルな言葉ですが深いですね。
仕事優先で生きてきた人達は、必ずと言って良いほど後悔して死んでいくそうです。
分かる気がしませんか?
逆に、家族との時間を大切にし、一生懸命に子育てをしたことに後悔した人はいなかったのです。
時間は無限ではありません。
自分が最後の時を迎える時、思い返した過去の人生の中の自分を許せるのか、納得できるのか。
人生の価値はそこで決まるだと思います。
もちろんお金は大切です。
しかし、お金よりも大切なモノが時間なのだということを忘れないでください。
今この時はもう戻って来ません。
イッサンは元々仕事が好きな人間ではありません。
だからこの本に賛同しているのかというとそういう訳ではありません。
前々から伝えていますが、「仕事は一生あるが子育ては今しかない」です。
今、三女ちゃんと一緒に絵本を読む時間はいつか終わりを迎えます。
今、次女ちゃんと一緒にゲームを楽しんでいる時間はいつか終わりを迎えます。
今、長女ちゃんと一緒にアニメを観て楽しんでいる時間はいつか終わりを迎えます。
残酷ですが、その時間は、刻一刻と過ぎ、消えて行くのです。

お金と時間
例えば、毎日86,400円貰えるとしましょう。
しかし、その86,400円は使わないとその日に消えてしまいます。
そして次の日には新たに86,400円が貰えます。
毎日がその様な状態だと、人はどういう行動を取るでしょうか?
その日に86,400円を、いかにうまく使い切るかを考えますよね?
お金は大切ですし、使い切らないと損した気分になりますしね。
ではここでよ~く考えてみて下さい。
1日は24時間です。
分に直すと1,440分です。
秒にすると86,400秒です。
もうお分かりですよね。
お金の事なら一生懸命考えるのですが、時間の事となると、人はこの時が一生続くと勘違いして無駄に過ごしてしまいます。
それではダメなんです。
時間の方こそ大切にするべきなのです。

〆
という事で、明日は午後から仕事を休んで車の集まりに行ってきます(笑)
サラリーマンには有給休暇と言う強い味方がいますので!(笑)
最近はずっと自分の事で有給休暇を使っていなかったので、こうして有給休暇を取って遊びに行くのは久々です(^^)
同じジャンルの車好きが集まり、車を見ながら楽しく話をする。
この時間はお金では買えません。
イッサンはお金ももちろん大切ですが、こうした時間もとても大切にしています。
親や兄弟、親戚や友人と過ごせる時間も限られています。
その限りある時間を大切に、今しかできない事を優先し、より良い人生を積み上げ、死ぬ前に思い返したときに満足できるよう、人生の質を上げたいと思います。
考え方は人それぞれです。
でも、もし判断に迷った時、イッサンのこの記事を思い出して下さい。
そして決断して下さい。
その時間はこれから先、50歳になっても、60歳になっても、70歳になっても、80歳になっても訪れますか?出来ますか?
どの時間を優先するのか。
本日はこの辺で。
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