アメリカの文化が好きなイッサン。
ラップについて書いてみます。

ファーストコンタクト
イッサンが初めてラップに出会ったのは中学1年生の時。
3つ上の先輩が聴いていたIce-T(アイスーT)。
それまで聴いていた歌謡曲とはとんでもなく違うことに衝撃を受けたのを覚えています。
こちらがそのIce-Tの曲、 New Jack Hustler(ニュージャックハスラー) です。
1991年に出たこの曲では、ミュージックビデオにはマイクタイソンも出演。
当時のラップの勢いを感じる1曲です。
今聞いてもカッコイイ!
この曲を聞いてからラップにハマりましたが、多感な中学生のイッサンは他のジャンルも聴いてました。
Offspring や Bad Religion など。
しかし、カッコイイ!と思えたのがラップでした。
昔の日本語ラップ
日本語ラップで初めて聞いた曲と言えばスチャダラパー。
1995年に発売されたこのアルバムはかなり聴きました。
当時の日本語ラップで惹かれたのは、「面白おかしく歌うラップ」。
それがスチャダラパーでした。
他にも、キングギドラやブッダブラント、ツイギー、ユーザロック、リノなんかも聴きましたが、当時のイッサンは、なんだか「カッコつけて歌っているラップ」に見えて、あまり好きにはなれませんでした。
歌っている内容も「ホントかよ?」と思えたからです。
今思うと、中学生のイッサンはまだまだ世間知らず。
ラッパーがリアルを歌っていたとしても、現実にその世界を見たことが無いイッサンにとってはフェイクに感じたのだと思います。
まさに未熟でした。
イッサンの友人たちも、当時、クラブでラップをしてたりしたので、身近にも日本語ラッパーがいたのですが、それでもピンときませんでした。
なので日本語ラップを聴いてた期間は短く、殆どがアメリカ人のラップでした。
もちろん英語でしたので、分かる単語しか分からないんですが、たまに輸入盤ではなく、少し高いですが、和訳が付いたアルバム何かを購入して、その歌詞の内容を理解していました。
しかし、当時から「スラング」という隠語が多く使われていた本場アメリカのラップ。
今ほどハッキリと歌詞の内容は分かりませんでしたので、正直言ってその「トラック」や「歌い方」、「声」に惹かれて聴いていたのは間違いありません。
今の日本語ラップ
今はアメリカのラップよりも日本語ラップにハマっています。
何が良いって、やはりそれぞれのラッパーのリアルなリリック(歌詞)を聞くのが楽しいからです。
特に、不良がラッパーになってその生きざまを歌っているのが特に好きです(笑)
それと、トラックもかなりクオリティーが高く、カッコイイ曲が多い。
ラッパーも次から次へと現われて、当時より選び代も増えました。
ちなみに、今イッサンがカッコイイと思うラッパーがこちら。
YOU THUG(ユーサグ)という大阪のラッパー。
見た目もかなり悪そうでしょ?(笑)
勉強もしてない不良たちの曲が売れてどんどんリッチになって行く姿をみて「夢があるな~」と感心しています。
若いラッパーもみんなそれを夢見て一生懸命に歌っています。
自由である
ラップは他のジャンルの曲よりも自由です。
先程のユーサグの様に(笑)
やって来た悪いことすらネタになる。
そこが一番かも知れません。
平凡なイッサンがラッパーになり、その生きざまを歌詞にして歌っても面白くないですが、自分の現実とはかけ離れた生き方をしている人間が書く歌詞には惹きつける何かがあるんです。
ちなみに、イッサンの地元の先輩でレゲエアーティストの方がいます。
それがこの方。
名前は羅王(ラオウ)。
その名前の通り、高身長でガタイがよく、まさに黒王(北斗の拳で羅王が乗っている馬の名前)に乗っていそうな風貌です。
昔はメッチャイケイケの先輩でした(^^;
そんな先輩も、今はボランティア活動を行うとても優しき羅王さんです。
こうして、いわゆる不良が音楽を通して更生していく。
それもラップ、音楽の素晴らしい所ですね。
〆
音楽って世の中に必要とされるものの一つ。
ラップだけでなく、次から次へと新しい音楽が生まれて行きます。
それを追い続けるリスナーたち。
これは良い商売の一つだと思います。
皆さんはどんな音楽を聴きますか?
本日はこの辺で。

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