車を愛してやまないイッサンです。
この度、愛車に不具合が発生しました。

不具合箇所
イッサンの愛車ももう21歳。
色々なところにガタがきます。
今回の不具合箇所はブレーキ。
とても重要な部品の一つです。
そのブレーキがどの様な症状になったのでしょうか。

症状
エンジンを掛けた後、サイドブレーキを降ろし、前に進むためにシフトレバーをドライブに入れますよね。
その際に、いつもなら感じない「ドンっ」という強い衝撃が来たのです。
要するに、ブレーキを踏んでいるのにブレーキがあまり効いていないような感じです。
その症状は、サイドブレーキをひいたままシフトレバーをドライブに入れても起こりません。
そして、サイドブレーキをおろしてブレーキを踏んだだけでシフトレバーをドライブに入れると、やはりブレーキがしっかりと効いていない症状が起きる。
これはおかしい。
早速、車屋を経営する兄に相談して診てもらう事に。

運転中
ブレーキの効きが若干悪いですが、ブレーキが効かない事は無いので乗って行きました。
その間ですが、やはり明らかにブレーキの効きが悪い。
グ~~~っと思いっきり踏み込まないと止まらない。
兄車屋までは家から15分程ですので、その間は車間距離を十分に取って、セーフティードライビング。
到着して車を預け、代車に乗って帰宅しました。

原因
翌日、兄の車屋の整備士さんから直接連絡があり、原因が分かったとのこと。
100%とまでは言い切れないが、おそらく「マスターバック」が原因ではないかとのことでした。
マスターバックとは、ブレーキを足で踏む力を大きくしてくれる倍力装置のこと。
どの様な仕組みになっているのかはこちらをご覧ください。

足の力だけであれだけの車重であれだけのスピードがでる物を止めるのは危険です。
そこで考えられた装置。
その大切な装置が機能していないのです。
逆に、レースカーなどはわざとマスターバックを取り外している場合も。
マスターバックがあることで、絶妙なブレーキングしにくいということもあるのです。
しかし、一般の公道を走る車にとっては必需品。
イッサンも、兄の車屋まで行くのに、ブレーキを目いっぱい踏みながら行きました(^^;
ということで、今回はマスターバックを交換することに。

費用
イッサンなめてました。
マスターバックを交換するイコール、ブレーキオイルを抜いて物を交換し、またブレーキオイル入れ、エア抜きをしたりという作業が伴います。
その工賃だけで4~5万円掛かるとのこと・・・(T_T)
工賃だけですよ!
さらに追い打ちをかけるのが、純正部品は生産終了で買えません・・・(T_T)
これは困りました(^^;
そんな中、友人が中古のマスターバックを見つけてくれました。
値段はマスターバックと、マスターシリンダーがセットで3万円。
マスターシリンダーとは、ペダルを踏む力を使ってホイールシリンダーなどにブレーキオイルを流す装置のこと。
セットで3万円は相場より良心的ですが、中古ですので20年前の代物。
取り付けて直る保証はありません。
そこで、アメリカのサイトで検索すると、社外品のマスターバックがあることを知ります。
イッサンの愛車は逆輸入車なので日本国内で部品が無い場合はアメリカでも調達できます。
しかし、アメリカからの送料は高くつくので、アメリカの社外品が日本に無いか、一か八か検索。
すると、あるではないですか!
しかも、生産終了した純正品よりも、少し値段が安いのに1年保証付き!
これは買わない手はありませんよね(^^)
今回せっかくマスターバックを交換するので、ついでにマスターシリンダーも社外品の新品部品を購入。
これもたまたま日本にありました(^^)
他にも、「可能性は薄いがもしかしたら怪しいかも」と言われた部品があるのですが、それが「プロポーショニングバルブ」と呼ばれる部品。
プロポーショニングバルブとは、車のデフとフレームに繋がっている部品で、リアの荷重が増えると、リアブレーキの効きが弱くなる装置のこと。
リアの荷重が増えたままリアブレーキが効きすぎるとスリップしてスピンする原因になります。
その装置もブレーキのラインと繋がっていますので、せっかく4,5万円も工賃を払うので、ついでに交換です。
しかもこのプロポーショニングバルブ、メーカー在庫残り1個!!
これは買うしかないでしょう!

部品代
今回購入した部品代がこちら。
- マスターバック(社外品)・・・23,160円
- マスターシリンダー(社外品)・・・23,903円
- プロポーショニングバルブ(純正品)・・・13,700円
合計で60,763円です。
それに工賃が加算されるので、10万円コースですね(^^;
これは手痛い出費ですが、ブレーキは命に関わる装置。
ケチるわけにはいきません。
部品が届き次第交換してもらいましょう!

〆
これでまたイッサンの愛車がアンチエイジングです。
どの車もそうですが、こうやって故障個所を直して大切に乗ることの方がエコだと思います。
新車を1台作るのにどれだけの資源を無駄遣いしているのか。
そこもよ~く考えましょう。
あ~、これ奥様に報告するの憂鬱だなぁ・・・(^^;
本日はこの辺で。

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