イッサンのしょうもない記事にお付き合い下さってありがとうございます(笑)
ネタ切れにつき、ラップについて勉強してみたいと思います。
リリック
ラッパーが書いている歌詞のことをリリックと言います。
リリックとは、「叙情的(じょじょうてき)な」とか「叙情詩の」という意味。
叙情とは、感情をのべあらわすことを言います。
自分の内面的な感情をのべるラップの歌詞がリリックというわけです。
その内面感情も人それぞれ。
自分の内なる感情を表現することがラップの一つのキーワード。
自分が今まで歩んできた道のりなどを元にリリックとしていく感じですね。

書き方
リリックという言葉の意味を理解したなら、次はその書き方です。
一番はやはりテーマを決めるではないでしょうか。
テーマを決めたら、そのテーマに沿った文章を書く。
これは箇条書きでも良いと思います。
今読んでいるこちらの本では、色々なラッパーがリリックを作る際にどうしているかが書かれていました。
その中でも気になったのが、トラック(曲)を聴いてからそのトラックに合ったリリックを考えるという点。
先ずは自分が歌いたいと思うトラックを見つけ・・・って、どうやってトラックなんて見つけるの?(^^;
実はイッサンの友人には、2人ほどトラックメーカーがいるんです!
一つのトラックが、いったいいくらするのか分かりませんが、トラックメーカーの方にトラックを売ってもらう感じになるのかな?
どちらにしても、テーマが決まれば、そのテーマに合ったトラックを選定してリリックを書くのが良さそうです。
先ずはテーマ決めと文章の作成からですね。

気になるラップのワード
ラップにはある一定のルールがあります。
それが「韻を踏む」です。
よく「rhyme(ライム)」という言葉を耳にすると思いますが、その「ライム」とは「韻」を意味する言葉です。
「韻を踏む」とは、単語の母音(ぼいん)を重ねることを言います。
母音とは、日本語で言うア・イ・ウ・エ・オのこと。
母音が合う単語を探し、それを重ね合わせる。
ラップにとってその作業は必要不可欠。
他にも「flow(フロウ)」という言葉を聞いたことがありませんか?
これは、歌詞をメロディーにのせるという意味。
ラップで言う「フロウ」は歌い回しのことで、声の高さ、強弱、速度に変化をつけ、曲の印象を作る為のもの。
先ほども書きましたが、ラッパーはそのトラックを聴いてリリックを考えます。
「フロウ」を意識するなら、やはりトラックが重要になって来そうですね。
この「ライム」と「フロウ」はラップにとってのキーワード。
これだけ分かればリリックが書けそうな気がしませんか?

16小節
これも忘れてはなりません。
1小節とは、曲を聴きながらリズムに合わせて首を4回振る、1,2,3,4 と言う様な感じ。
この4回首を振るのを16回行うのが16小節になります。
そしてその16小節の括りを「verse(バース)」と言います。
そのバースの後には「hook(フック)」と呼ばれる「サビ」が来ます。
順番にするとこんな感じ。
1VERSE → HOOK → 2VERSE → HOOK→ 3VERSE → HOOK
実際に曲を聴いてみると、1VERSEをちゃんと16小節で歌っているラップもあれば、4小節や8小節の歌もありました。
ですので、そこまで16小節を気にすることは無いのかと思います。
それはフックも同じです。

〆
これであなたもラッパーに一歩近づきました(笑)
次回は実際にリリックを考えて行きたいと思います。
素人が本当に出来るのか?
本日はこの辺で。

コメント