「不登校気味」から「保健室登校」に成長した次女ちゃん。
1年半をかけて成長してきました。
その間、親も成長?
不登校の人に向けての本
書店でもネットでも沢山ならんでいます。
次女ちゃんがこうなってしまった段階で、どう対処したらよいのか分からず、正解を求めて2冊の本を買いました。
先ず分かったことが、そのたった2冊の本で分かったことは、不登校になった子供に対して、「こう対処すればいい」という正解は無いということ。
ほうほう。
そうきましたか。
そんな便利な方法があるなら、みんな学校に行ってますもんね。
もう一つ分かったことが、「その子に合ったやり方でないと意味がない」ということ。
この2つ。
学校の先生、スクールカウンセラーさん、病院の先生と連携を取りながら、その子に合ったやり方を模索しなければなりません。
その為にも、親が勉強することは必須と感じます。
そこで重要になってくるのが本の存在。
良書に出会えると道が開けるかもしれません。
そんな中、ある本に遭遇。
余談にはなりますが、この様な本もありましたので気をつけて下さい。
それは、著者本人が不登校の支援をするビジネスを展開していて、その支援を受けた子供が登校出来るようになると、親がその本を購入し、アマゾンなどの評価を高評価にし、良いレビューを書くことが義務付けている仕組みでした。
確かにその本のレビューは高評価でしたが、そのレビューの欄に、著者からの不登校支援を受けても復学できず、本を売り込むような仕組みをバラしている方もおられました。
それだけならまだしも、イッサンがレビューを読んであまり良い気がしなかったのが、その著者の支持者らしき人が、そのレビューに対して反論(どちらかと言うと悪口)を書いているところでした。
そんなの見たら興ざめですよね。
子供の不登校を支援するビジネスがあるのは否定しませんが、そんなやり方で自分の本を売り込む姿勢に、その著者は「金儲けのことしか考えていない」という印象にしかならないですか?
ちょっと考えれば分かりそうなロジックですが、「そんなことも見えんのかい!」とツッコミ入れたくなりました(笑)
それでも、藁をもすがる思いのイッサンは、高評価のこの本を買ってしまったんですけどね(笑)
さあどうしましょ。

子の症状を理解する
次にイッサンが取った行動は、次女ちゃんの症状に関する本を読むこと。
次女ちゃんが大学病院で診断されたのが、「母子分離不安症」と「場面緘黙症」。
それと、これは診断名では無いですが、「HSC」がグレーと言われました。
母子分離不安症とは、読んで字のごとく、母親と離れることが不安になり、離れられない、もしくは離れると泣いてしまうという症状。
場面緘黙症とは、例えば、自宅では普通にお話しできるのに、学校や他の人に家では全くしゃべることができないという症状。
HSCとは、「Highly Sensitive Child」の略語で、「とても敏感・繊細であり、豊かな感受性を持った気質の子ども」を意味します。HSCの子どもたちは、その敏感さゆえに、現代社会で生きづらさを抱えることが多いと言われています。
母子分離不安症に関しては、子供の心の成長と共に改善されることが多いと言うことで、場面緘黙症とHSCについての本を読んでみました。
HSCについての本は、同じ職場の方にお借りして読みましたが、次女ちゃんにいあてはまることがありましたが、病院の先生がグレーと仰っていた通り、あてはまることとそうでないことが半々といった感じでしたが、実際にあったことを例に挙げて書いてあったので、とても参考になりました。
場面緘黙症についての本ですが、これが大当たり!と言う感じ。
その本は、どちらかと言うと学校の先生が場面緘黙症の子にどのような対応をすれば良いのかということが絵を交えて書かれており、凄く分かり易かったです。
読み始めた瞬間、イッサンは直感で「学校に寄贈しよう!」と思い、直ぐに次女ちゃんの通う小学校の校長先生に手渡しました。
おせっかいなイッサンです(笑)
その本がこちら↓↓
症状に関する本を読むのは正解でした。
先ずはその子の症状について学び、それからどうするか考える。
その順番ですね。

そして出会ったこの本
最近買った本。
読み始めてすぐに拒絶反応が出ました(笑)
なぜかというと、この本の著者も不登校支援のビジネスを展開していたのです。
あ~、この本もか~・・・と思って読み始めましたが、直ぐに違いに気づきました。
その本がこちら↓↓

最後まで読み、感じた事。
それは、この本は、幼いお子さんがいらっしゃる親御さんに是非読んでもらいたい!です。
なぜなら、不登校になる要因の中で、家庭教育が重要であることについて書いてあったからです。
当然ですが、子供が幼い時に両親がとる対応がその子のその後を決めていきますよね。
この本には、「このような時にはどう対処すればよいのか」ということが具体的に書かれており、とても参考になるのです。
イッサンはこれを読み、「もっと早くにこの対応をしていれば・・・」と感じました。
未就学児のお子さんがいらっしゃる方が、この本に書かれていることを実践できれば、おそらく不登校にはならないのではないかと。
育児の勉強がてら、是非読んでみて下さい(^^)
〆
本って勉強になりますよね。
本の魅力に気づくのが遅かったイッサンは、本中毒になっているかも知れません(笑)
知識を広めると、問題が起きた時に対処する選択肢が増えます。
そして気持ち的余裕も生まれますしね。
良い本に出会った時の幸福感、味わって頂きたいです。
本日はこの辺で。
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