中学校生徒指導員として一年間ヤンキーと過ごす(後編)

過去の経験

前編で説明し忘れた、なぜ生徒指導員を募集していたのかと、毎日の仕事内容をご説明します。

 



なぜ生徒指導員が必要か

授業中にもかかわらず教室に入らず、校内をうろうろしてる不良少年少女がいます。

その子たちがたまに教室に入り授業を妨害したりするので、それを阻止して授業を円滑に進める為の助っ人として生徒指導員が必要ではないかと言うことで臨床的に募集されたようです。

毎日のルーティン

朝出勤してすぐに交通指導の先生と校門の前に立って登校してくる生徒皆に挨拶をしてました。

近くに男女共学になったばかりの元女子高があり、そこに通学する生徒もうちの中学校の前を通ります。

ロン毛で茶髪の二十代の若者が、ほぼ私服で校門の前に立ち、生徒に挨拶してます。

違和感しかありません(笑)

高校に通学途中の女子高生に「あれ誰?先生??」とよく話しているのが聞こえました。

校門前での挨拶中にヤンキー達が来ると、そこからヤンキー達について回り、一日を共に過ごします。

一日中ヤンキー達といれば、何らかの事件は起きます。

ヤンキー達との一日

色々なことが起こります。

  • タバコを吸う
  • 校外に出かける
  • 先輩が登場する
  • 他の生徒に手を出す
  • 他校に出向く
  • 他校のヤンキーが来る
  • 先生と揉める
  • 先生の車にいたずらをする
  • 先生に手を出す
  • 二階や三階から物を投げる
  • etc…

ざっと挙げるとこんな感じです。

それをその都度対処する毎日。

刺激的でしょ?(笑)

先生方も毎日時間を決めて数人で見回りをし、ヤンキー達がいればそこに張り付くという感じです。

しかし、先生方は授業もあるので、時間的制約があります。

そんな時、ヤンキー達がフリーにならない様について回るのが僕のお仕事。

僕の対処法

先ずはヤンキー達と信頼関係を作るために、積極的に話をします。

そんな中で彼らや彼女たちは色々僕を試してきます。

どこまでやったら僕が怒るのかを。

他の先生がいない時は、ある程度許します。

例えばタバコ。

先生が僕しかいなくて、ヤンキーも少人数の時は、「他の先生には内緒やで!」と言って吸わせてやってました。

全部「ダメ!」では向こうも反発して信頼関係を気付けないと思います。

そうやってコツコツと信頼関係を構築して行きましたが、全てを許すわけではありません。

ヤンキー達が調子に乗らないように、たまにシバキます(笑)

やはり譲れない所は譲れません。

僕自身、何度も衝突しました。

でも、それで関係が悪くなることはあっても、一瞬で元に戻ります。

その後はヤンキー達も学習して、「ここまでやったら先生がマジで怒る」と覚えてくれるので指導が楽になります。

携帯電話の番号も聞かれれば教えて連絡先を交換します。

そうすることによって、信頼関係も増しますし、何かトラブルがあったときには連絡をくれます。

いたずら電話をされたことはありませんでした。

そうやって一年間、波乱万丈な日々を過ごしました。

嬉しい事

そんなヤンキー達も卒業して巣立っていきます。

卒業式。

やっぱり派手です(笑)

僕のよりも体格のいい子もいます。

そんな子との衝突は大変でした(^^;

でも、皆基本的に中身は良い子達だったように感じました。

この年の三年生の女子は、目立ってたのが二人だけでした。

卒業後も連絡をくれたり、SNSで発見してくれてフォローしてくれたりと、未だに繋がりがあります。

コロナが落ち着いたらまた会ってみたいですね。

この子達の次の学年とその下の子達がこんな感じです。

あまり写真見つからなかったので前回の使いまわしです(笑)

僕が勤務し始めたのが10月。

なので勤務中に卒業式に出席できたのは一回。

でも、僕が一年の契約期間を満了してこの中学校を去った後、この下の子たちが僕を卒業式に招待してくれました。

とても嬉しかったです。

真剣に向き合ってきて良かったと感じた瞬間です。

今も皆元気にしてるかな?

本日はこの辺で。

イッサン

「イッサン」は保育園の時に付けられたニックネーム。

アイコンは自作の煉獄さん。

可愛い三姉妹と奥様の5人家族。

長女ちゃん→難病の神経線維腫症1型

次女ちゃん→保健室登校中でHSC,場面緘黙,母子分離不安症

三女ちゃん→いつもニコニコ元気な園児

趣味は読書と車とスケートボード。

人生を上手く渡ってきたつもりな1979年式の42歳。

経歴→元携帯電話ショップ店長、元スノーボード&スケートボードショップ店員、元中学校生徒指導員、元美容師etc... そして今は会社員。

21歳の夏、愛車エルカミーノを売り払い、単身ニューヨークへ。三か月間ステイして毎日スケートボード三昧の生活。そして翌年も渡米。そのまま突っ走るつもりが、今の奥様と出会い、暖かい家庭を築くことに。

そんな自分が会社員である違和感を抱えつつ、家族との愛を育みながらながら、育児に奮闘する毎日や趣味の事などを綴っています。

多彩な経験と知識を活かして、少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できればと思います。

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