4年ぶり?に四国八十八箇所を参りに行きます。
その準備と必要な物の紹介です。
キッカケ
お遍路さんに行きはじめたキッカケは、長女ちゃんの病気平癒(へいゆ)を願ってです。
最初の頃は、次女ちゃんを抱っこ紐に入れて参っていました。
そんな次女ちゃんも10歳なので、おそろく9年前から行きはじめたのかな。
そんなに前から始めているのに、まだ1周も回っていません(^^;
子供を連れて行くので、回れるときにボチボチ回っています。

準備
お遍路さんに行く時に持参する物を紹介します。
先ずはこちら。

「同行二人」と書かれた「頭陀袋」(ずだぶくろ)。
この中に、お参りする際に必要な物を全て入れてます。
では中身を見て行きましょう。

先ずは「線香」と「ロウソク」です。
お参りにの際には、ロウソクを1本と、線香を3本を供えます。
なぜ線香は3本なのかと言うと、「過去、現在、未来」に供えるためなんだそうです。

こちらは「納め札」です。
このお札は、事前にお参りする日時、名前、住所、願い事を書いておきます。
一つのお寺に「本堂」と「大師堂」があり、その両方に「納札入」があり、そこに納めますので2枚は必要になります。
例えば、その日に5つのお寺を回る場合には、10枚必要ということになりますね。

「教本」と「数珠」です。
ロウソクと線香を立て、納め札を納めたら、お賽銭を入れ、お経を唱えます。
唱えるお経ですがイッサンは、「般若心経」、そのお寺の「真言」、「光明真言」、「大師宝号」です。
その後、心の中で自分の名前、生年月日、住所、家族の名前、願い事を言います。
その際に、「先祖供養」と「家内安全」を願うことも忘れずに。

こちらは「納経帳」です。
参拝が終わったら、御朱印を押して頂く帳面です。

こちらの御朱印は、「第一番 霊山寺」の御朱印です。
それともう一冊。

「御本尊御影保存帳」です。
こちらは、御朱印を頂く時に一緒に頂く、そのお寺の御本尊様の写しを保存するものです。
中身はこうなっています。

右のページにはそのお寺の写真と共に住所なども書かれています。
左のページに御本尊様を入れれるようになっています。
この2冊も必需品と言えるでしょう。

こちらは、参拝の作法やお経の意味が掛かれた冊子で、頂きものです。
出発前には必ず読んで、身を引き締めています。

最後はこちら。
お遍路さんを始めたころは、三姉妹ちゃんも小さかったので、退屈しない様に、スタンプラリー形式にしてみました(^^)
ネットから拾ってきた画像を使い、そこに文字や数字を入れて作成。
このお陰で、三姉妹ちゃんたちも退屈せず、達成感も味わえるので、少しは楽しみながら参れていると思います。
今年も使う時が来たか~。
以上が頭陀袋の中身です。

服装
着て行く服は動きやすい格好で、尚且つ、お寺さんに失礼の内容な服装にしています。
チノパンにポロシャツといった感じ。
お参りする際は、上からこれを羽織ります。

「白衣」です。
これは「はくい」と読まず「はくえ」と読みます。
背中には「南無大師遍照金剛」の文字と「同行二人」の文字が。
頭陀袋にも書かれていた「同行二人」。
その意味はこうです。
「弘法大師様がいつも一緒にいてあなたを護ってくれる」
お遍路さんを回っている時は、一人であっても常に弘法大師様が一緒について回って下さっています。
それを意味する言葉なんですね。
それと重要なものがもう一つ。

「金剛杖」(こんごうつえ)です。
こちらは大変重要で、「弘法大師様の化身」と言われています。
すなわち、金剛杖を持って巡礼することは、弘法大師様とともに歩くことでもあるのです。
扱いはとても大切で、決して、玄関などには置かず、その日のうちに杖の下の面をキレイに拭き、家の中へ持って上がり、そこで大切に保管します。
本当は、もう一つ、「輪袈裟」というものがあれば良いのですが、イッサンは持っていませんが、これも参拝の際の正装ですので、購入しようと思っています。
「輪袈裟」とはこの様なものです。

こうして首から下げます。

お値段もそんなに高くありません。
〆
次のお遍路さんは37番の岩本寺からです。
場所は高知県。
2日間にわたってお参りする予定ですので、5つくらいは回れたらと思っています。
皆さんも、願い事だけでなく、心配事や悩み事のある方は、是非四国八十八か所遍路を始めてみてはいかがですか?
イッサンは、ある人から言われた言葉がしっかりと頭に残っています。
そのお話しはまた後日。
本日はこの辺で。
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