次女ちゃんの記事が2ヶ月ぶり。
2学期に入った次女ちゃんの様子です。

できないこと
学校でできることが沢山増えた次女ちゃん。
今でもできないことが一つあります。
それが「体育への参加」。
一学年一クラスの小学校なので、体育は複式学級で行っています。
小学5年生の次女ちゃんは、6年生と一緒に体育の授業を受けます。
同じ学年の子の前では平気みたいなんですが、他学年の子がいると、その授業には参加できないようです。
理由を聞いてみると、「自分が体育の授業で体を動かしている姿を見られるのが恥ずかしい」とのこと。
何となく分かる気がしないでもないですが・・・(^^;
「人にどう思われているか」というのが気になる。
それって、他人の評価で生きているので、本当の意味で自分の人生を生きているとは言えませんよね。
もちろん、全く他人の目を気にしないのは論外ですが、「それぞれの違い」を認識し、「人の評価で生きない」選択ができる様になれば、少しは改善されるのかも知れません。
子どもにとっては難しいですがこと(^^;

できること
体育以外は全ての授業に参加中です(^^)
手を挙げての発表はできないので、当てられないよう、配慮はして頂いています。
参加できていますので、授業の内容に遅れることもなく、テストの点も良かったりします。
今月は海事研修という、宿泊を伴う学習があり、次女ちゃんも楽しみにしています(^^)
担当の係は「食事係り」にしたよ!って教えてくれました。
できることが増えて、本人も自信がついてきている感じ。

場面緘黙
家では本当によくしゃべります。
でも、学校では全く声を出せません。
ではどうやって意思表示をするのか?
次女ちゃんに聞いてみると、「うなずいたり、首を振ったりしている」そうです。
それだけで解決できない問題、例えば好きな色を聞かれた時はどうしているのか?と聞くと、こんな回答が返ってきました。
「Rちゃんが私の好きな色を知っているから、「青色?」と聞いてきてくれて、それにうなずいている」とのことでした。
う~ん、これはちょっと考え物だぞ(^^;
Rちゃんがいない時はどうしてるのか尋ねると、「黙ってる(^^;」そうです。
そうなりますよね(^^;
今後の課題
場面緘黙症は治るのに時間が掛かると言われており、急にしゃべることは難しいです。
複雑なことが一つあって、次女ちゃんがしゃべれない理由の一つに、「言葉を発した時にRちゃんが私のことをなんて思うのか心配」ということがあります。
ようするに、親友のRちゃんに頼っているのに、逆にRちゃんがそばに居ることによってしゃべれないというのです。
大人である我々なら、「他人のことは気にしなで良い」と理解して自分の思いを発言するのは当たり前であるということは分かるし、もしその時に他人に変に思われても、その時の他人の評価って暫定的な評価であって、決定的ではありません。
評価する他人も、その時の自分の気持ちや体調が常に一定であることはありません。
そんな不安定な他人が下す、その時だけの評価は一時のこと。
次の日に会ったらまた違う評価を下してきます。
そんなもんでしょ?
そのことを理解できれば、もっと過ごしやすいのでしょうが、なにぶん小学5年生なので、もう少し分かり易く、本人が前進できる方法を考えたいと思っています。

〆
もう2学期で、小学6年生になるのもあっという間。
何とか小学生の間に、学校でもしゃべれるようになってくれたらと思い願っています。
次女ちゃん本人もそう思っていて、先日行ったお遍路さんでは、次女ちゃんが自ら納札に「勇気が出ますように」と書いていました。
少しの勇気を後押しできればと思います。
本日はこの辺で。

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