ご結婚されている方は分かると思いますが、婚姻届には「証人欄」と言うものがあり、結婚する2人の証人になる人が必要なのです。
事情
まさか自分の娘以外で婚姻届の証人欄に署名するとは思いませんでした(^^;
うちの会社の女子社員から依頼されたのです。
依頼内容はこの様な感じでした。

この女子社員は家庭の事情でご両親に頼むことが出来ないそうで、やむなく知り合いに頼むことに。
どうやらお母さんがメンヘラで、娘が結婚相手を一方的に決め、尚且つ交際して1年も満たないことをよろしく思っておらず、「勝手に結婚すれば」と言う感じなんだそうです。
極めつけは結婚式。
式には参加するけどご祝儀は出さないそうです。
理由は、「勝手に結婚して勝手に結婚式を挙げて、その式に勝手に私を呼ぶのに、なんでご祝儀なんか出さないといけないの?」
だそうです・・・。
何とも寂しい心の持ち主だな~と、聞いててこちらが心苦しくなりました。
娘の事をお祝いしてあげようと言う気持ちよりも、結婚に関して相談もなく、蚊帳の外になっている(実際はなっていませんが)自分が可愛そうと言う気持ちの方が勝っているのでしょう。
悲しくなりますね。
こちらもまた反面教師。
と言う訳で、その女子社員の婚姻届の証人欄に署名することになりました。
証人欄に書く内容
イッサンも初めてのことなので少し勉強してみました。
先ず、これらの内容を書きます。
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 本籍
なんだ、簡単じゃん!ってお思いの方、では質問しますが、ご自分の「本籍」って本当にご存じですか??
住所とはまた違います。
では、住所と本籍の違いを説明しますね。
実際のお住まいとして役所で登録された住所が住民登録地で、戸籍を置いてある場所が本籍地です。
要するに、本籍とは自分の戸籍を置いてある場所のことを示します。
ですので、住所と本籍が必ずしも一致するとは限らないのです!
本籍も変更できるの?
できます。
イッサンは、今の家を購入して、この地に住所を移す際、一緒に本籍もこちらに変更しました。
ですので、住所も本籍も同じ場所。
以前の本籍は、元々実家のあった場所でした。
実家も引っ越しをしたので、家を購入したのをきっかけに本籍も変更しました。
ご自分の本籍を知りたい方は、住民票を取れば分かります。
マイナンバーカードがあれば、コンビニでも取得可能ですので、気軽に本籍を知ることが出来ます。

署名
証人欄に無事署名し、生年月日、住所、本籍を記入。
このご時世ですので、印鑑は任意で良いそうなのですが、せっかくなので捺印しました。
証人欄は2人記入しなければなりませんので、もう1人は、同じ会社の女子社員。
その子も最近結婚したばかりで、自分の本籍を把握していたので、直ぐに署名してくれました。
本来ならば、ここにご両親が署名するはずなんだろうな~と考えると、寂しくなりますが、新しい門出を迎える2人を笑顔で祝福してあげなければですね(^^)

〆
色々な家庭がありますね。
この女子社員には幸せになってもらいたいです。
我が子を思う親の様な気持ちです(^^;
皆さんも周りで困っている方がいたら助けてあげましょう。
それは、回りまわって自分にも返ってきますので。
良い事も、悪い事も。
本日はこの辺で。
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