小中学校の統廃合の検討委員会で考えさせられる出来事が。

イッサンの地区の中学校
現在の生徒数は130人ほど。
この先10年くらいは100人を切ることは無いので、1学年1クラス以上は保てます。
しかし、近くの2校の中学校では、生徒数が既に100人を切っており、そのうち1校は生徒数が少なすぎて、中学に上がる前に、他の地区の中学校に行く子も現われています。
そうなってくると、その中学校の生徒数の減少は加速して行きます。
そこで、検討委員会ではその2校の中学校の統廃合を早急に行った方がよいのではと言う意見が多く上がっています。
実際にその地区の代表の委員の方もそうおっしゃっています。
そこで出たのがイッサンの地区の中学校の話題。
イッサンの地区の中学校もいずれはどこかの中学校と一緒にならなければなりません。
それが何年後になるかは、具体的には分かりませんが、先ほども書いたように、10年後には100人を切る予測も出ています。
学校が統廃合しようとなると、話し合いや準備に最低でも2年以上は掛かるそうです。
その期間を考えると、イッサンの地区の中学校も、その2校と一緒に統廃合してはどうかという意見が。
イッサンは反対しました。

反対理由
先ずは統廃合に掛かる労力です。
2校を統廃合するだけでもかなりもめることが予想されます。
どちらの校舎を使うのか、統廃合後の学校名はどうするのか、校歌は?制服は?
それ以前に大変なのは地域の方々への対応です。
みなさん考えてみて下さい。
自分の住んでいる地区から学校がなくなるんですよ?
その地区は今後どうなっていくと思いますか?
若い人たちが家を建てる際、近くに学校のない所にわざわざ家を建てますか?
そうして過疎化が進んだと地区の病院の院長やお店の店主はどうすると思いますか?
そのままその地区で商売を続けるでしょうか?
容易に想像がつきますよね。
それを説得するんですよ。
ましてや、今後10年は100人を切らないくらいの生徒数がいるにもかかわらず、「隣の中学校が統廃合されるからそのついでに」と言われたらどうですか?
反対の声はもっと上がるでしょう。
その声をまとめる労力、とてつもないものだと思います。
直ぐに統廃合する必要のない学校は、その時が来るまでそのまま存続させる。
そして、来るべき時に行動を起こす。
そうするべきかと思います。

中学校区のPTA会長と
同じ中学校区のPTA会長さんへその日のうちに連絡をしました。
やはりその会長さん方も、直ぐに統廃合するのは反対とのことでした。
当然の意見かと思います。
そこで、この中学校区の全保護者に、今回の事をアンケートをとるのはどうかと言う意見がでたので、それを実行しようと思います。

〆
皆さんは如何ですか?
どうせ統廃合するなら早い方が良いのか。
それとも人数がそれなりになってからの方が良いのか。
本日はこの辺で。

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