小学校視察~学校の統廃合を考える

地域

統廃合は本当に難しい問題だと思います。

色々な問題が絡んでいますので。

複雑

学校の統廃合。

「子供たちのために」と言う名目上始まっていますが、それだけではないようです。

イッサンなりに考えた課題がこちら。

  • 先生の減少
  • 市の予算
  • 地域の衰退

先生の減少は、長時間労働の問題や部活動の時間などの本業以外が多い問題、保護者や地域住民への対応が負担になっていて、その割に給与が安いと言う理由で先生のなり手が減っているそうです。

市の予算に関しては、少子化、過疎化の問題で人口が減り、税収が減って行きますので、学校が沢山あるとそれだけで維持費が掛かり、負担が増えるのです。

地域の衰退は、最初の二つと反対の問題。

最初の二つは「学校を減らした方が良い」と言う考えに至る課題。

地域の衰退は、学校が無くなると地域が衰退すると言う、「学校を残しておいた方が良い」と言う考えに基づきます。

学校が減ると、その辺りに新たに住もうと思う方が増えにくくなります。

結果、お年寄りばかりになっていく。そんなイメージです。

そもそも市の予算が少ないのなら、学校を減らしていくしかありません。

しかし、今回矛盾を感じるのは、市の予算と言うよりも「子どもたちのために」と言うテーマが大きいことです。

そんなこと決められますか?

大規模の学校も、小規模の学校も、それぞれメリットデメリットが必ずあります。

「私は大人数の学校で、クラスも沢山あったから良かった」と言う子もいれば、「少ない人数で一クラスだけで良かった」と言う子もいるでしょう。

それを、多い方が良いか、少ない方が良いかで決めるのは無理があると思うのです。

学校視察

統廃合検討委員会のメンバーで、小学校を視察します。

大規模校から小規模校まで様々な小学校を4校回ります。

朝8時半頃に市役所へ集合し、12時30分までの間に4校ですので、かなり駆け足になるでしょう。

そこで、それぞれの小学校を見比べるのですが、短時間ですので何か気づけるのか分かりません。

とりあえず行って見てみないと始まらないと言うことでしょう。

良い機会なので、短時間ですがしっかりと見ていきたいと思います。

結論は出るのか?

結局は市の予算の事を考えて動くようになるのではないでしょうか。

当たり前の事ですが、お金がないと学校運営も出来ません。

子どもの為にその予算を使うのか、それとも年寄の為の使うのか、そんな極端な考えよりも、皆が上手くいくようにバランスを考えないといけないと思います。

しかし、市の方もこもまま人口減少の方向で考えるのではなく、どうやったら人口が増えるのかを必死になって考え、行動してもらいたいと思います。

それが無いのに、「人口が減るので小学校減らします」では、納得できない方も多いのではないでしょうか。

それを教育委員会に伝えると、「人口うんぬんに関しては部署が違うので」と言われます。

その様な縦割り行政ではなく、横の繋がりをもって、一丸となって考えて行くべき問題だと思います。

と言っても、なかなか変わらないか。

視察先の4校の中に、イッサンの母校があるので少し楽しみです。

どう変わっているのか。

気づいた点など、またこちらで報告したいと思います。

皆さんのお住まいの地域はどうですか?

本日はこの辺で。

イッサン

「イッサン」は保育園の時に友達から付けられたニックネーム。

アイコンは自作の煉獄さん。

可愛い三姉妹と奥様の5人家族。

長女ちゃん→難病の神経線維腫症1型(レックリングハウゼン病)

次女ちゃん→HSC,場面緘黙,母子分離不安症(小2で不登校気味→保健室登校→別室登校→現在は殆どの授業に参加中!)

三女ちゃん→いつもニコニコ元気な小学1年生!

趣味は読書と車とスケートボード。

人生を上手く渡ってきたつもりな1979年式の44歳。

経歴→元携帯電話ショップ店長、元スノーボード&スケートボードショップ店員、元中学校生徒指導員、元美容師etc... そして今は会社員。

21歳の夏、愛車エルカミーノを売り払い、単身ニューヨークへ。三か月間ステイして毎日スケートボード三昧の生活。そして翌年も渡米。そのまま突っ走るつもりが、今の奥様と出会い、暖かい家庭を築くことに。

そんな自分が会社員である違和感を抱えつつ、家族との愛を育みながらながら、育児に奮闘する毎日や趣味の事などを綴っています。

色々な経験を活かして、少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できればと思います。

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