趣味で本を読んでいるイッサン。
本は趣味というよりも、自分を高めてくれる、そんな感覚です。
今回読んだ「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」という本の中で良かった言葉を少しだけ皆さんにプレゼントします。
本
「本を読むのが苦手」という方もいると思いまます。
昔のイッサンもそうでした。
イッサンも昔は全くと言って良いほど本を読んでいませんでした。
字ばっかりの本なんて全く読む気がしないと言った感じ。
しかし、この歳になって読み始めると、目からうろこな内容がギッシリと詰まっているし、生きて行くうえで大切なことなどを沢山学べることに気づきました。
なんでもっと早くから読み始めなかったのか後悔したくらいです。
そんな本の良さを少しでも皆さんにお伝えできればと思います。

「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」
こちらの本は、石角 完爾(いしずみ かんじ)さんという方が書かれた本です。
この方は国際弁護士をされている方で、海外の色々な方とも交流があり、その過程でユダヤ教について知り、感銘を受けてユダヤ教に改宗したほどの、熱心なユダヤ教徒。
改宗、つまり、先祖代々の宗教、宗派から変えることについてはイッサンは反対ですが、まぁ色々な方がいますので。
石角さんがこの本で伝えたいのは、「なぜユダヤ人がこんなにも成功している人が多いのか」と言うこと。
その成功の秘訣をこの本で伝えています。
日本人ももっと勉強し、豊かな人生、豊かな国になってほしいという思いからでしょう。
この本の中には、ユダヤ人の間で語り継がれる「説話」が度々出てきて、ユダヤ人の方はその「説話」から沢山の事を学んでいるそうです。
それを子供のころから母親に教え込まれ、大きくなってから道を誤らないように、繰り返し繰り返し教育されているのです。
タイトルの中にある「タルムード」とは、古代ヘブライ語で「研究」「学習」を意味していて、その内容は多岐にわたります。
日常生活の習慣、医学、衛生、子育て、紛争解決、家庭、恋愛にいたるまで、ありとあらゆる事についての規範と、それに関する詳細な議論が記してある、400ページに及ぶ本がなんと30冊以上あるのだそうです。
ユダヤ人は「タルムード」を小さいときから毎日少しずつ勉強していると言う、勤勉な民族です。
「タルムード」は、今のイラクがバビロニアと言われていた時代を中心に書かれた、世界最古にして最大の議論集なのです。
この「タルムード」に書かれている議論を、幼い子から大人まで理解し、納得できるようにしたのが「説話」です。
要するに、日本昔話しの様に、分かり易く、聞いた人を導いたり考えさせてくれる内容と言う感じ。
イッサンも読んでいて「なるほど!」と思うところが沢山ありました。
その中でも印象深い内容、ユダヤ人の知恵をプレゼントします。
格言
早速。
先ずはお金に関する格言。
- 夏の暑いときにこそ冬のストーブの燃料代を蓄えよ
- 明日やる仕事を今日やり、今日買うものを明日にすれば金は貯まる
- 心を病むと体が悪くなる。しかし、金が無いと両方悪くなる
- 金がありすぎると人間は獣のように警戒心が強くなるが、金が全くないとなりふり構わない本当の獣になる
続いては成功に関する格言。
- 自己犠牲なくして成功は得られない
- 良いことの次には必ず非常に悪いことが起こる。抜け出せるのは準備した人だけ
- 陽のあるうちに闇夜の打開策を準備しなかった人は永久に闇の中に葬り去られる
- 徳行は隠れて行え
と、この様な格言とその意味が、説話を使って書かれていて、とても勉強になります。
この格言の中で、一つでもピンときた人は、是非この本を買って読んでみて下さい。
〆
もっと伝えたい内容が沢山あるのですが、ネタバレになりますので、この辺んで。
日本に言い伝えやことわざが沢山ありますが、その日本のことわざと対比しながらユダヤ人の考え方なども伝えれていますので、分かり易いと思います。
気になった方は是非書店で手に取ってみて下さい(^^)
本日はこの辺で。
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