「学校に行きたくない」と言ってから来月で一年になる次女ちゃん。
最近の様子はこんな感じです。
今までの流れ
忘れもしない2020年6月29日。
登校前、玄関に立った次女ちゃんが、突然「学校に行きたくない」と言ってしくしく泣きだしました。
その日は休ませることに。
それから、学校へ行ったり行かなかったり。
そんな日々が続いていました。
最初の対応の失敗
僕も奥様も不登校の経験はありませんでした。
学校は行って当然の場所。
なので学校に行きたくなくても行くのが当たり前。
そんな風に思っていました。
次女ちゃんが学校を休みだした時、小学二年生だったので安全面から一人で留守番させる訳にもいきません。
そこで、僕の叔母に来てもらい次女を見てもらうことにしました。
僕の両親はまだ働いていますので、叔母を頼った次第です。
この叔母は、次女ちゃんが小さい頃から面倒を見てくれていたので、次女ちゃんも結構なついています。
そうして、次女ちゃんが休む日は叔母が来る。
そんな日が続きました。
学校は休ませるけど、勉強に遅れてほしくない一心からドリルを買い与え、学校を休んだ日は家でやるように伝えていました。
しかし、叔母に甘えてあまり勉強しようとしません。
家でゴロゴロしたり、テレビを観たりして過ごしていました。
そんな次女ちゃんの態度に、これはただ怠けてるだけなのか?と感じ、無理やり学校に行かせようとしました。
これが最初の失敗だったのです。
日に日に体調が悪化
「行きたくなくても皆頑張って学校に行ってるんだから、次女ちゃんも頑張って行きなさい」
そう言って無理やり行かせていると、登校前に腹痛を起こすようになりました。
その腹痛も段々と激しさを増し、登校直前に痛くなっていたのが、前日の夜から痛くなりはじめました。
前日の夜に腹痛で1時間近くトイレにこもることも。
とても痛そうで、お腹をさすってあげても治りません。
もちろん病院へも連れて行きました。
原因が分からない為、整腸剤を処方してくれるだけで、もちろん効果はありません。
そこで、病院の先生に、学校へ行きたがらない事を伝えると、大学病院の紹介状を書いてくれる事になったのです。
そうしてようやく僕と奥さんは、無理に学校に行かせてはダメなのかも・・・と考え始めたのです。
今となってはあの時次女ちゃんに辛い思いをさせてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ゴメン、次女ちゃん(>_<)
どこに相談しても言われることは同じ
紹介された大学病院やスクールカウンセラー、どこに相談しても言われることは同じ。
無理に学校へ行かせてはいけません。
やっぱりそうなのかぁ。
でも、じゃあこのままずっと放っておくの?
その時は先が見えない状況で、不安な事ばかりが頭をよぎっていました。
それからは、次女ちゃんにどうするか決めさせることに。
そうして、行けそうなときは学校まで送って、ダメな時は休ませているうちに腹痛は治まって行きました。
冷静になって考えてみると学校へ行くことがストレスになって、それが体調に表れていたのだと思います。
そうなってくると、やはり無理させてはいけないのだなと強く感じました。
大人でもストレスで体調崩すことありますもんね。
体に表れたら、すぐに休みましょう。
いつから学校に行けるのか?
僕も奥様も先の見えない長いトンネルに入った気分でした。
そこで頼りになるのは情報です。
ネットの情報では信頼度に欠けるので、本を買うことに。
無理はさせたくない、でもいつか皆と同じように学校に言ってほしい。
そんな気持ちで買った本がこちら。

こちらの本は、今までの子育ての方法に疑問を投げかけてくれる。
そんなところが印象に残りました。
何不自由なく物を与えて育てる。
それは間違ったやり方であると気付かせてくれた本です。
そしてアマゾンのレビューが多かったこちら。

アマゾンのレビューに騙されました。
この本の著者の開いているカウンセリングを受けた人がアマゾンに良い評価のレビューをする仕組みになっている様で、それで評価が高いようです。
この本のレビューに否定的なコメントが上がると、それに対して擁護派の人が罵ります。
見ていていい気はしませんよね。
その事は置いといて、純粋に本だけの事を言うならば、著者自身のスクールカウンセラーとしての経験から書かれてますので、まあ良い内容だとは思います。
合う方に合うのではないでしょうか。
これだ!と言う本に出合うにはもっと読まなければ。
先の見えないトンネル。
でも、いつか出口は見えてくるはず。
本日はこの辺で。
中編に続く。
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