入院中の母ですが、面会のことで勘違いがありました。
コロナ禍ですので仕方ないのでしょうね。
面会
前回の話はこちらから。

入院して初めて母の姉である「たまま」が面会できました。
その際に、今後入院を継続するのか、退院するのかについて母と話をすることに。
母は、まだ入院しておきたいと言うことで、もうしばらくは入院することになりました。
もうしばらくと言っても、もしかしたらこのままずっと入院することになるかも知れない、それくらい体調は良くないようです。
そして、その面会が行われた際に、病院の方から、「週に1回なら1人まで面会できる」と言う様な説明を受けており、「面会する人は2人に限定して下さい」とのことでした。
母の姉である「たまま」は是非面会してほしいと思っていたので、後はイッサンと兄のどちらにするか悩んでいました。
イッサンの中では、長男である兄に面会をお願いしようと思っていましたが、ダメもとで病院に3人までダメか、確認してみることに。
病院に確認
電話で説明をして、どうにか面会を3人にしてもらえないか話してみました。
その時の看護師さんから「主治医と相談して連絡いたします」と言うことで、電話を待っていました。
その日の夕方、病院から電話が。
その話の内容をまとめるとこういう感じです。
- コロナ禍で原則面会は出来ません。
- 週1回2人までとしたのは、洗濯物や患者さんの欲しい物を持って来られる人の人数である。
- 面会できるのは、病院側からの要請があった時で、例えば容体が急変したとか、余命が後何日となった場合。
- 前回面会できたのは、今後の話をして頂く為の面会だった。
- 患者さんの様子は電話してくれたら伝えられます。
とのことでした。
コロナ禍ですので、どの患者さんも基本的には面会は出来ないそうです。
病院側の説明が悪かったのか、こちらの受け取り方が悪かったのか、勘違いが生じて週に1回面会できると思っていたようです(^^;
病院側ももっと分かり易く説明してくれれば良かったのですが、今となっては記憶の話なので分かりません。
母に気力があれば、スマホでビデオ通話など出来るのですが、数日前に送ったLINEも未だに既読にならず。
それだけしんどいのでしょうね。

悩んだ数日間
結局面会は出来ないのですが、この数日間少し悩みました。
イッサンか兄か。
これで面会出来ないとなればもう一生会えないのか?とも思ったり、逆に、今の状態の母に会うのも少し怖い気もしたり。
そんな状態の母に会って冷静でいられるのかなぁ?とか、泣いてしまわないかなぁ?なんて考えたり。
病院からの連絡で、面会できないと分かった瞬間、残念な気持ちと、少し安堵した様な変な気持ちになったのを覚えています。
イッサンは冷酷な人間なのだろうか?とも少し思ったり。
人間の思考の複雑さを感じた瞬間でした。

母の病状
イッサンの中では、母の退院は正直言って難しい気がしています。
本人の体力や気力もそうですが、痛みもありますし、昨日の看護師さんの話では、医療麻薬の量も少しずつ増やしているとのことでした。
医療麻薬を使うと、その麻薬に体が慣れていくので、その量を増やしていかなくてはならないそうです。
それプラス、他の痛み止めを併用していて、今のところ我慢できるくらいの痛みなのだそうです。
そんな状況なら人間誰しも病院にいる方が安心なのだと思います。
母もそう考えているのではないでしょうか。
ずっと寝たきりでもなく、たまに起き上がってベッドに腰を掛けているそうですが、トイレまで行く元気がなくて、部屋にポータブルトイレを置いているそうです。
益々退院は難しいのだろうなと感じました。
看護師さんが、「お母様は携帯電話をお持ちでないのですか?」と聞かれたので持っているけどLINEを送っても既読にならないと伝えると、「息子さんが心配していたので、LINE見てあげて下さいと伝えておきますね」と言って下さいました。
これが良いのか悪いのか分かりません。
LINEを見てほしいのはこちらのエゴで、母はしんどくてそれどころでないのでしょう。
母からすれば余計なことなのではないかと思います。
こちら本意で動くのも良くないとは分かっているのですが・・・。

〆
また病院に連絡して、母の病状を聞いてみましょう。
少しずつでも食事の量が増え、体力も取り戻せたら、気力が戻ったら。
なんて考えますが、本人はとても痛くてしんどいのでしょう。
母は今、何を思っているのだろうか。
また母と話せる日は来るのだろうか。
いや、きっと来るはず。
本日はこの辺で。
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