母の入院

家族

先日退院した母ですが、再度入院となりました。

体調

数日前から、ベッドに横になっていると胸を圧迫されている感じがして息苦しいと言うことで、酸素吸入器を取り付けていました。

乳がんステージ4と言われて5年以上が経過し、徐々にその影響が出ていて、右の脇の下辺りのリンパに転移した癌の影響で右腕が動かなくなっていました。

その癌の影響で、右の脇の下辺りから右胸に掛けて傷ができており、そこが圧迫されるようです。

丁度、先週の土曜日から、大阪在住のイッサンの妹が帰省しており、母の家に1週間ほど泊まる予定で帰ってきています。

毎日タママが点滴の交換をしたり、傷に軟膏を塗ったり、痛み止めのパッチを交換したり、食事を用意したりと、母のお世話をしてくれていましたので安心していましたが、やはり常に母と一緒に居てくれる妹の存在は更に安心感をもたらしてくれていました。

イッサンはと言うと、午後から出勤している途中で、毎日母の様子を伺いに家へ寄っていました。

滞在時間はほんの10分くらいですが、こうして母と会えるありがたみを感じながら、かと言って母に心配している事を悟られないような感じのライトな感じで話をし、体調を聞いたり、食事を摂れてるか聞いたり、三姉妹ちゃんの様子などを伝えていました。

妹からのLINE

6月22日水曜日。

母、妹、兄、兄嫁、奥様、イッサン、の6人で形成されるグループLINEに、11時30分、妹からこんな内容のメールが。

この日は13時から小学校の参観日。

母の家までは車で20分。

何とか間に合うと思ったイッサンは、母の家からそのまま小学校に行けるように、参観日の支度をして12時前に家を出ました。

家を出る前に妹に連絡すると、入院が決まり、ケアマーネジャーさんが救急車を手配して下さったそうで、それが12時過ぎくらいに到着するとのこと。

12時15分に母の家に到着した時には、まだ救急車の姿はなく、家に上がると、母はベッドに横になっていました。

母は意識もしっかりしているし、少ししんどそうではあるものの、そんなに表情には出ておらず、普通に話もできました。

そんな母のベッドに腰を掛け、母の手を握り、母に「大丈夫?どんな?」と聞くと、「良い位置で横にならないと胸が圧迫される様な感じがするから」と話してくれたので、「病院にいる方が看護師さんもいて直ぐに処置してくれるし、食べれないにしても食事がきまった時間に出るし、薬も用意してくれるから、母さんも入院する方が楽よな。こうやって退院してくれて三姉妹ちゃんたちにも会えたし良かったわ(^^)」と話すと、うなずいてくれました。

握った母の左手の手の甲は、冷房を掛けているせいか少し冷たく、手の平はほんのりと暖かかったの覚えています。

救急車到着

母が「座ってる方が楽かな」と言ってベッドの手すりを掴んでひょいと起き上がる姿は、それこそお婆さんの様ではなく、逆に身軽な感じがして、動けなくてどうしようもないと言う感じではなさそうなので、とにかく今は息苦しさが問題なんだなとも感じました。

ベッドに座った母に、「次女ちゃんが昨日、6時間全部教室に入れたよ。次女ちゃんも良くなってるよ」と伝えると、「次女ちゃん凄いが(^^)がんばっとるな」と笑顔で答えてくれました。

話し終わると丁度救急車が到着し、3人の救急隊員の方が、座った状態のままストレッチャーに運んでくれました。

その際に、救急隊員さんが「少し腰を上げられますか」と尋ねると、「上げられないです」と答えた母。

トイレには行けていたものの、やはり足腰も弱っているみたい。

ストレッチャーに乗った母の手をもう一度握り、「また元気になったらLINEしてな(^^)」と声を掛け、救急車を見送りました。

もう会えないかもしれない

母とはこれでもう会えないかも知れません。

と言うのも、コロナで病院での面会は出来ないからです。

妹が言うには、母はこのまま緩和ケア病棟がある病院に入院を希望してると思うと言ってましたので、母も自分の状態をしっかりと認識しているのだと思います。

おそらく、もう退院することはないと思います。

頑張って退院してくれた母。

12日間も家に戻って来てくれてありがとう。

その間、イッサンや奥様、三姉妹ちゃんに会ってくれてありがとう。

心はいつも繋がっている

少し寂しいですが!母に会えなくても、母は生きています!

入院していても、少しでも長生きしてくれる事の方が大切です!

会えなくても生きていてくれるだけで良い!

入院することで、また少し元気になると思いますので!

その時はLINEで会話できるし、三姉妹ちゃんたちの写真などを送ってみてもらう事も出来ます!

まさに、カーカ(亡くなった祖母)が言ってくれた言葉!

「会えなくても心はいつも繋がっている」です!

母にとっては入院生活の方が絶対に楽でしょうし、母が一番楽な方法を選んでもらう方がイッサンたちにとっても幸せです!

母からのLINEを待ちましょう!

母の救急車を見送り、そのまま参観日へ向かったイッサン。

参観日にもバッチリ間に合いました(^^)

さすが母。良いタイミングでした!

妹がいる間と言うのも最高のタイミング。

何かが導いてくれたのかな?

もしかしてカーカかな?

本日はこの辺で。

イッサン

「イッサン」は保育園の時に友達から付けられたニックネーム。

アイコンは自作の煉獄さん。

可愛い三姉妹と奥様の5人家族。

長女ちゃん→中学2年生。難病の神経線維腫症1型(レックリングハウゼン病)

次女ちゃん→小学6年生。HSC,場面緘黙,母子分離不安症(小2で不登校気味→保健室登校→別室登校→現在は毎日登校して殆どの授業に参加中!)

三女ちゃん→いつもニコニコ元気な小学2年生!

趣味は読書と車とスケートボード。

人生を上手く渡ってきたつもりな1979年式の44歳。

経歴→元携帯電話ショップ店長、元スノーボード&スケートボードショップ店員、元中学校生徒指導員、元美容師etc... そして今は会社員。

21歳の夏、愛車エルカミーノを売り払い、単身ニューヨークへ。三か月間ステイして毎日スケートボード三昧の生活。そして翌年も渡米。そのまま突っ走るつもりが、今の奥様と出会い、暖かい家庭を築くことに。

そんな自分が会社員である違和感を抱えつつ、家族との愛を育みながらながら、育児に奮闘する毎日や趣味の事などを綴っています。

色々な経験を活かして、少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できればと思います。

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