入院して約2ヵ月。
ついに母が退院します!



顔色も良く
退院するにあたり、母の姉であるタママが母と面会してくれました。
入院当初よりも顔もふっくらして、声も元気だったとのこと。
点滴をしながら、少しずつ食事が摂れだしたのが良かったそうです。
たまにイッサンたちが孫の写真をLINEしていたので、それを見て気力も出たのかも知れません。
はたまた、亡くなったじーちゃんかばーちゃんが助けてくれたのか、それとも弘法大師様が助けて下さったのか。
母の家に行くたびに、仏壇に手を合わし、お勤めしていたのが良かったのかは分かりませんが、何せよ、母に元気が出てくれて良かったです(^^)

楽観的
イッサンは楽観的な方なのかも知れません。
楽観的=物事をうまくゆくものと考えて心配しないさま。
今回の母の退院は、全快したからと言うものではありません。
転移した癌の影響で右腕は使えませんし、痛みもあります。
こうしている今も、痛み止めの注射を1日4回も打っています。
高カロリーの点滴も欠かせません。
退院後は毎日訪問看護も来ていただきます。
兄からは、「この退院で、家で生活してみて、やっぱりしんどいな~ってなったらまた入院するんだけど、入院することになったら、もう退院せずに、病院で最後まで過ごす様になると思う」と言われました。
確かにそうなるかも知れないな~とは思っています。
でも、だから何だと言うのでしょうか?
人間、生きていればいつかは死が訪れます。
それだけはみんな平等で、一人の例外もないのです。
その時がいつ来るかは、まさに神のみぞ知る。
母がどれくらいの期間を自宅で過ごせるかも同じく。
「いつまで家に居られるかな・・・」なんて気持ちにはならず、逆に「今」を大切にすることだけを考えています。
繋がっている
昨年亡くなったカーカ(祖母)ですが、今でもその存在を身近に感じることができます。
先日、次女ちゃんに、「なんでパパがそばに居ないのに、頭の中にパパの顔が思い出せるの?」と尋ねられました。
「確かにふしぎだね~」なんて話したのですが、それとは少し違うのかな。
カーカの仏壇の前に座ると、心の中で自然とカーカに話しかけてるし、それは一方的ではあるものの、逆にこの世には居ないカーカと一方的ではないかの様な感覚で、いわば、「カーカに思いを受け止めてもらっている」そんな事を感じます。
もちろん、イッサンには霊能力や超能力なんか一切ありません(笑)
しかし、この世もあの世も信じています。
イッサンもいつかはあの世に行く、先に行った人たちと会うのでしょう。
神様仏様に手を合わせているうちに、そんな感覚が芽生えてきた気がします。
あ、思いだした。
イッサンの結婚式に呼べなかったカーカに「結婚式に呼べなくてごめんね・・・」と伝えると、カーカはこんなことを言ってくれた。
「何を言うとんで。結婚式に行けなくても、会えなくても、いつも心は繋がってるから」
それですね。
会えなくても、心は繋がっている。

〆
退院後に母の顔を見るのが楽しみです(^^)
早く三姉妹ちゃんたちにも会させてあげたいですね。
自宅では色々と苦労することもあるかも知れませんが、みんなで力を合わせて。
本日はこの辺で。
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