イッサンの会社に、元上司で再雇用で来られている方がいます。
その方は長年、ある症状で悩んでいました。

症状
その方の症状とは「めまい」。
働き盛りの3,40代の時に発症。
色々な病院へ行っても原因は分からず、最終的に心療内科を勧められたそうです。
そこで処方してもらった「精神安定剤」の服用を始めてから、完全ではないものの、何とか生活できるほどに落ち着いたそうです。
その間約10年と伺っています。
現在、再雇用で来られていますが、年齢は70歳を超えています。
それでも現役で働けるって素晴らしいですよね(^^)
その元上司の方(Aさん)、ここ数年でめまいの症状が悪化。
今年の1月には、めまいがひどすぎて救急車を呼んだそうです。
運ばれた総合病院で診て頂いても原因は分からず、会社では「こりゃあどうなるか分からんで!」と笑顔で冗談っぽく話していましたが、おそらく内心は不安で仕方ないのだと思います。
今年に入ってから、更に2回ほどひどいめまいに襲われたそうです。
大学病院で精密検査を受けた結果、右耳の後ろ辺りに腫瘍を発見。
それが原因ではないかと言われたそうですが、その腫瘍を切除してもめまいが治るとは限らないので、リスクを考慮して様子見となったそうです。

イッサンの考察
Aさんの症状、イッサンは病的なものではないと考えています。
はっきりとは分かりませんが、おそらく霊的なものかと。
Aさんとお話しした際、ご自宅に「神棚も仏壇も置いていない」とのこと。
後継ぎとなる三人の息子がいるにも関わらず、「もう自分の代で墓じまいしようかと思っている」などと仰ってました。
普通に考えると、そのおかしな点が見えてくると思います。
家に神棚も仏壇も無い。
後継ぎがいるのに墓じまいする。
これでは、神様も守ってくれませんし、ご先祖様なんて守るどころかお怒りになられているのではないでしょうか。
Aさんは「自分は次男だから仏壇なんていらない」と考えられています。
では、ご自分が亡くなったらどうするのでしょうか。
次男なら、自分が入る仏壇を用意してそこに自分が入ります。
一番良いのは、その仏壇に位牌を置くことです。
その位牌には「〇〇家先祖代々之霊位」と彫っていもらい、仏壇と一緒にお寺さんに来て頂いて「開眼(かいげん)」してもらいます。
そうすることで、その位牌が止まり木となり、ご先祖様が家まで来て下さって、自分の子孫を護って下さいます。
そして、仏壇を置いたら毎朝お茶、お水、ご飯をお供えして手を合わせ、お経をあげて、ご先祖様にも力をつけて頂くのです。
人間でも飲まず食わずでは力が出ませんよね?
ご先祖様も同じです。
ご先祖様にも力をつけて頂き、しっかりと護って頂かなくてはなりません。
この様に、仏壇にも意味があるのです。
そしてもう一つ。
Aさんは右耳の後ろに腫瘍ができています。
おそらくこれは、「今まで人の話に聞く耳を持たなかったからではないか」と考えます。
Aさんの話は昔から9割が一方通行。
自分が話したい事だけを話して、こちらの話は殆ど聞きません。
1割聞いてくれたらいい方です。
Aさん自身はとても良い方なので、悪く言うつもりはありませんが、おそらくこの二つが原因ではないかと考えています。

心変わり
イッサンは、いつかAさんに神様や仏様のこと、つまり神棚や仏壇の大切さについてお話ししたいな~と思っていました。
しかし、先ほども書いた通り、人の話を聞いてくれるような方ではありませんでした。
それが先日のこと、流石に体の調子も悪いせいか、イッサンにこんな事を話して来たのです。
「今まで全然してなかったのに、最近は神棚をこさえて、毎日手を合わせている」
ようやく気付いたみたいです。
困った時の神頼み。
それでも良いと思います。
せっかくなのでAさんに、「それは良いことですね。ちなみに、神棚を祀っている方角はどちらですか?」と尋ねると、「方角?そんなの関係あるん?」とご回答。
神棚も仏壇も東か南に向いて祀らないとダメであることを教えて差し上げました。

〆
世の中には、説明のつかない事もあるのだと思います。
科学で解明されることだけが全てではありません。
皆さんもこのことを記憶の片隅にでも置いておいて下さい。
いつか役に立つ時が来ると思います。
本日はこの辺で。

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