週一回、ピアノ教室に通う三女ちゃん5歳。
今日は上手く弾けなくて、「もうやめる!」って泣きだしてしまいました。
そりゃ、家で練習してないもんね(^^;
習い事
義務でも何でもなく、やりやい事をやらせたり、不得意な事を補ったりする場だと考えています。
野球が好きなら野球少年団に入団させ、泳ぐのが好きならスイミングスクールに通わせる。
算数が苦手なら公文や塾に通わせ、英語が話せる様にしたいのなら英会話教室に通わせる。
その子に応じて自由に選べるのが習い事。
もちろん、月謝と言う費用が掛かりますので、自分たちの家計と相談して。
イッサンの幼少期
ここで言う幼少期とは、「1歳から15歳」くらいまでの事を指します。
幼少期、こんな習い事をしていました。
- 絵画
- ペン習字
- 空手
- 少林寺
- 野球
- 算数
- 英語
絵画は小学校低学年くらいの時に1,2年で辞めたかな?
ペン習字は一瞬で辞めました(笑)
空手は小学校へ入る前に、近所のおじさんに教えてもらってたけど、これも一瞬で辞めました。辞めたと言うより自然消滅かな?
少林寺は、小学1年生から6年生までの6年間やって、茶帯の1級。
野球は小学3年生から6年生までの4年間、主にベンチを守っていました(笑)
算数は小学校の高学年だったかな?
英語は中学生になってから。いつまでやってたかは忘れました(^^;
進研ゼミも買ってもらった記憶はありますが、殆どやらずに終了。
こんな感じです。
一番長く続いたのが少林寺。
これはやってて楽しかったです。
次に長い野球ですが、これは辞めたくて辞めたくて仕方なかったです(^^;
なのに、なぜ野球を始めたのかと言うと、父親が野球好きだったので、子どもながらに息子の僕が野球をやらないと可哀想だと思い野球を始めました。
これが苦難の始まりです(笑)
毎週土日は練習で潰れ、その練習はと言うと、毎回運動場10周走らされるところから始まります(^^;
しんどいし、楽しくないし、でも辞めたいと言い出せない。。。
少林寺の行事と野球が被った時に、少林寺の行事を選ぶと、保護者のお母さん方から、「少林寺じゃなくて野球の方に来ないと!」とまで言われる始末。
元々、何の興味もない野球でしたので、上手でもなければ、楽しくもないので上達もしません。
試合の時はだいたい補欠で、ベンチを守っていました(笑)
どうしても練習を休みたくて、「腹痛」と言う名の仮病を使ったこともあります。
でも、辞めるのは親や野球少年団の皆に申し訳ない気がして、言い出せませんでした(^^;
今思い返すと、辞めにくい雰囲気があったのだと思います。
そうして、地獄の4年間を耐え抜いたのです(笑)
そのお陰で、体力が付いたのは良い事でしたが、その他は何一つ楽しい思い出はありませんでした。
今でも、PTAのソフトボール大会に誘われても、完全拒否。
まさにトラウマ(笑)
更に、野球はチームプレーなので、僕が試合に出た時、エラーをすることも多く、その度に皆に申し訳ない気持ちになっていました。
それから、チームプレーが嫌いに。
これもまさにトラウマ(笑)
幼少期の嫌な思い出って、ずっと引きずって行きますよね(^^;
三姉妹ちゃんの習い事
長女ちゃんはスイミングスクールとピアノ。
次女ちゃんは何もやってません。
三女ちゃんはピアノ。

次女ちゃんは元々スイミングスクールとピアノを習っていたのですが、スイミングスクールでは、プールが深くて怖い思いをしたり、コーチに少しキツイ?冷たい?指導をされて辞めたくなったようです。
ピアノは、自分が上手く弾けづに泣いてしまった事で、行きたくなくなり辞めました。
スイミングスクール、ピアノを辞める時、奥様から僕に相談があったのですが、僕は過去の経験から、「嫌なのに続けさせられる程ツライ事はないから、辞めさせればいいが」と言って、直ぐに辞めさせてあげました。
過去の経験からして、「直ぐに辞めさせるのは良くない!」とは言えませんでした(^^;
その後、時を経て次女ちゃんが不登校気味になり、奥様と、「習い事とかを直ぐに辞めさせたのがいけなかったのかなぁ?」と話をしたりしましたが、実際のところはどうか分かりません。
次女ちゃん本人が辞めたくても、我慢させて続けさせた方が、忍耐強くなったかもしれませんし、逆に、もっと酷い状態になっていたかも知れません。
今の次女ちゃんへの対応は、「無理しなくて良いよ」「少しずつでも良いよ」と言う感じです。
学校でも、病院でも同じで、行きたくないのに無理やり行かせるのは逆効果と言われます。
しかし、ほったらかしにするのではなく、少しずつ低いハードルを越えさせて、本人に自信を付けさせる事も必要です。
そう考えると、習い事を直ぐに辞めさせるのではなく、何か目標設定をしてみても良かったのかも知れません。
しかし!
いくら自分から「やりたい」と言っても、やってみて楽しくなければ、上達もしないし意味がない!
そう考えています。
奥様的には、せっかく始めさせた(教室を探し、入会の申し込みをした)のだから、簡単に辞めさせたくないそうです。
要するに、その労力が無駄になるからかな。
直ぐに辞めさせたら、忍耐強く(我慢強く)ならないのではないかと心配もしていました。
その気持ちもよく分かります。
しかし、子供の事を第一に考えるなら、僕は興味のある事を手当たり次第やらせてみればいいと考えています。
もちろん、家計と相談のうえでですが(^^;
だって、園児や小学生ですよ?「やってみたいこと」の全体像を掴むのは難しくないですか?
ちょっとでも興味があったら「やりたい!」ってなりますが、やってみないと分からない困難な事も沢山あります。
それも経験ですし、直ぐに辞めたとしても、その中で学ぶことも沢山あると思います。
確かに、一つの事を長く続けることも立派な事ですが、一つを選ぶということは、その他の全てを捨てるということ。
「その他」にはどんなことがあるのか知らずして、「一つ」を選ぶのはもったいないのでは?
色々な事をやっていく中で、三姉妹ちゃんがビビっと来るものがあれば、少々ツライ事があっても続けるのではないかと考えています。
僕は野球を辞めずに我慢して4年間続けましたが、その反動で、仕事に就いても気に食わない事があれば直ぐに辞めています(笑)
忍耐力が付くどころか、逆に「嫌なら辞めればいいじゃん」って思考が真っ先に働くようになりました。
まさに逆効果!(笑)
三女ちゃん
奥様の意向も汲み取り、大泣きしている三女ちゃんのもとへ。
三女ちゃんをだっこしながら話しかけました。
「今日はピアノが上手に弾けなかったんだね」
うなずく三女ちゃん。
「スケートボードもそうだけど、お姉ちゃんたちは毎週ちゃんと練習しているから上手くなってるよね?」
無言の三女ちゃん。
「何でもそうだけど、練習しないで上手に出来る人はいないから、今週はお家でママとちゃんと練習してから、ピアノの先生の所に行ってみようか?ちゃんと練習すればきっと上手く弾けるようになると思うよ。ちゃんと練習してみる?」
そう聞くと、うなずき納得した様子でした。
とりあえず、今週はお家で練習して、それからピアノ教室へ行く事に。
本人が納得して出来るなら、それが一番と思います。
さて、どうなる事やら。
〆
イッサンで言うならスケートボード。
怪我をしようが、友達が辞めようが、仲間はずれにされようが辞めませんでした。
それは楽しかったから。
そんなものを見つけられたイッサンは幸運なのかも知れません。
三姉妹ちゃんたちも、同じものを見つけられますように。
本日はこの辺で。
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