月に一度、中学校区の取り組みで「あいさつ運動」をやっています。
現状と今後を考えてみました。

あいさつ運動
小学校の玄関付近に、先生、生徒(生徒会)、保護者、地域の方、中学校のPTA役員2名、が立ち、登校してくる小学生に「おはようございます!」とあいさつをする運動です。
近々では今週の金曜日に行われる予定。
前回、6月に行われたあいさつ運動には、多くの保護者、地域の方が参加して下さいり、小学校の玄関付近は大いに賑わっていました。
最初はイッサンも「沢山集まって下さり、盛り上がっていて良いなぁ~」と感じていました。
しかし、そこにはある疑問が。

主役
この「あいさつ運動」の趣旨は、「自らしっかりとあいさつできる子どもを育てる」ことにあります。
昨年度からあいさつ運動に参加していますが、登校してくる生徒をよく見てみると、あいさつをする子としない子がいるのです。
しかも、だいたい決まっていて、する子は以前からしているし、しない子は以前からしていない。
よく考えると、今のあいさつ運動のやり方って「自らしっかりとあいさつできる子どもを育てる」ことになっていないんです。
これでは主役がPTAや先生や地域の方などの「大人」になってしまっているのです。

問題点
では先ず何が問題なのか。
一つは、「なぜあいさつをするのか」ということを、子どもたちが理解していない可能性が考えられます。
これに関しては、学校だけでなく、家庭でも「あいさつ」の大切さを教える必要があります。
それ以前に、保護者の方でも全くあいさつしない方がおられて、その方のお子さんは果たしてあいさつをするのでしょうか。
答えはノーです。
子どもはマネのプロ。
親があいさつしないと、その子どももあいさつはしません。
先ずは学校から各家庭へ、そのことをしっかりと指導して頂き、あいさつの大切さについて、子どもたちと共に学ぶべきだと考えます。
そしてもう一つ。
それは、「あいさつ運動への参加者が多く、子どもたちが何回も挨拶をしなければならない」という問題も考えられます。
実際に子どもたちの声として「あいさつ運動をしている時は、恥ずかしくて玄関の前を通りにくい」なんかが挙げられています。
実際に、次女ちゃんもその一人。
自宅以外では殆ど喋れない次女ちゃんは、あいさつ運動の時に、沢山の大人から「おはようございます!」と言われるのがとても苦手です。
さて、これらを解決するにはどうしたら良いのか。
改善
色々なやり方を試してみたいと思います。
あいさつに関しての教育は先生と各家庭にお任せします。
先ず、イッサンが考えているのが、「あいさつ運動の参加者の分散」です。
あいさつをする場所を、小学校の玄関前だけに絞らず、通学路に点々と配置すれば良いかと考えています。
そうすることで、玄関前に先生や大人が20人も30人も集まらなくて済み、そこを通る生徒もプレッシャーを感じにくいかと。
横断歩道の近くなどを目安に参加者を分散させたいと思います。

〆
他にも、先生方やPTA役員に意見を聞き、色々な方法を試してみたいと思います。
先ほども書きましたが、主役は子どもたち。
そこをしっかりと理解すれば、自ずと最善策が出てきそうです。
皆さんならどうされますか?
本日はこの辺で。

コメント