母の家の洗濯機が役立つと思い、少し嬉しかったりしてました。
しかし、その思いも、更には学校との信頼関係も裏切られる思いをしました。
母の家の洗濯機
イッサンがPTA会長を務める小学校から、洗濯機が壊れたのでPTA会費から購入したい相談がありました。
それが2月19日。
皆さんから徴収した大切なお金ですので、イッサンの独断で決めず、三役の方に了承得てその日の夕方に学校の方へ連絡し、3社以上相見積もりを取って購入して下さいと伝えました。
その次の日となる20日の朝、母の家の洗濯機の事を思い出し、学校に連絡。
すると、事務の方が出られ、その方も一緒に洗濯機購入の話をしていましたので、
「寄付して頂けると助かります!業者にキャンセルできるか聞いてみます」と言われ、寸法を測りに行きました。
洗濯機はまさかのドンピシャサイズだったので直ぐに学校に連絡し、伝えると「良かったです!業者の方にキャンセルするように連絡しておきます」と言われました。
皆さんお分かりですか?
2回連絡した際に言われた同じフレーズに。
「業者にキャンセル」
いやいや、まだ相見積もり段階ですよね?
見積もり段階なのにキャンセルもなにもないですよね。
疑問に思いながらも、なかなか掛かって来ない電話。
ようやく夕方に連絡がありました。
教頭先生
その日の夕方。
今朝から2度電話の対応をして下さった事務の方ではなく、教頭先生から電話がありました。
イッサンはその段階で「これは母の家の洗濯機の件は無くなったな」と直感。
教頭先生から「洗濯機の件で色々動いて下さりありがとうございます。その洗濯機の件なんですが、業者がメーカーに発注してしまったのでキャンセルができなかったんです」と言われ、イッサンの頭の中は色々と考えが浮かんできました。
先ずは「え?そもそも相見積もりの段階ですよね?それどーなったんですか?」と尋ねると、
「他のお店に確認したところ、そんなに金額差がないのでいつもお願いしている業者にしました」とのこと。
いやいやいや、おかしいでしょ。
相見積もりの意味!
皆さんから集めたPTA会費なので、1円でも安いお店で買うべきでしょう!
その為の相見積もりですよ?
熱くなってきたイッサンはついに、「昨日の今日でキャンセルできないのはおかしいです。皆さんから徴収した大切なPTA会費ですので、せめて3社以上相見積もりを取って安い所で買うべきです。ここまでは言いたくなかったですが、前任の教頭先生と体育館の幕を購入した際は、きちんと3社の相見積もりを取って下さり、僕に提示して一緒に決めました。せめてそうするべきではないですか?」
教頭先生は少しムッとした感じで「分かりました。もう一度業者に連絡してキャンセルできないか聞いてみます」と電話を切りました。
電話越しでも伝わりますよね、そういう態度って。
しかし、少し冷静になったイッサンは、「言い過ぎたかな。今回は仕方ないので次回からは気をつけて下さいっていえっば良かったかな」と思い、電話を切った10分後に折り返し連絡しましたが、教頭先生は既に他の電話に対応中。
連絡を待つことに。
折り返しの電話で
1時間経っても連絡がないので、またイッサンから連絡。
教頭先生は既にお手すきのようで、電話に代わってくれました。
そこで、「先ほどは少し熱くなって言い過ぎました」と一言。
すると教頭先生の方も「いえいえこちらこそ申し訳ありません。会長さんの仰る通り、3社相見積もり取るべきでした」
ん?相見積もり取ってなかったの・・・?と会話中に思いましたが、間髪入れずに教頭先生から、「今回は何とかなりそうなので」
と言うので、「ではキャンセルできてうちの母が使っていた洗濯機を使って頂けるんですか?」と聞くと、
「いえ、洗濯機はもうキャンセルできないので、お金の支払いを来年度に回すことにしてもらいました」とのことでした。
う~ん、なんか色々引っかかるな~。
モヤモヤが残ったまま次の日の朝を迎えることに。
事実確認
どう考えてもおかしな点が多々ある。
そもそも、19日の段階ですでに業者に注文していたのではないか。
そう思ったイッサンは、これ以上教頭先生と話しても仕方ないので、校長先生に確認することに。
校長先生に代わってすぐ、謝罪の言葉を頂き、イッサンの疑問を投げかけてみました。
「もしかして19日の段階で洗濯機を注文していたのですか?」
すると校長先生は「実はその通りなんです。その様に説明はありませんでしたか?」と聞かれ、素直にありませんと答えました。
そう、イッサンは19日の日に、事務の方と教頭先生に嘘をつかれていたのです。
素直にあの日、「実はもう注文してしまっているんです」と言ってくれれば済んでいたものを、イッサンから「三役に確認し、了承を得られれば」と言われ、更には「購入するにしても3社以上相見積もりを取って下さい」と言われた際、「分かりました」と嘘をついたことが原因の発端。
もしあの日、正直言ってくれていたら「今回は仕方ないので次回から気をつけて下さいね」で終わっていたのに。
嘘に嘘を重ね、この様な結末のなったのです。
イッサンのやり場のない悲しみを校長先生に聞いてもらいました。
「僕が母の家の洗濯機を学校に寄付することに対して、僕自身は何の得もありません。ただ皆さんから徴収したPTA会費を無駄遣いしたくないが為に思いついたんです。僕が母の家の洗濯機を寄付することで、洗濯機の寸法を測りに行ったり、洗濯機を運ぶのは僕と友人ですし、兄や妹に母の家の洗濯機を学校に寄付しても良いか確認したり、叔母に説明書は無かったか確認してもらったりと、色々なことをしました。嘘をつかれたことによって、今となっては全て無駄な行いとなりました」
でも校長先生には「だからといってこれ以上教頭先生を責める気持ちもありません。この事を糧にし、次は失敗しないようにお願いしたいです」と締めくくり、電話を切りました。
〆
とても悲しく、虚しく、もやもやした気持ちです。
イッサンの中にある学校側との信頼関係が崩れかけたなと感じています。
それよりも、そのような嘘をつく方が子どもたちの教育に携わっていることに不信感を抱かざるを得ません。
PTA会長が残り1か月少々のこの時期にこの様なことを見せて頂いたことは逆に良かったことかもしれません。
校長先生も3年目ですので来年度は他の学校に行くと思います。
不安でしかありませんが、仕方がありません。
来年度のPTAは大変かもなぁ。
丁度良いタイミングだったのですかね。
来年度どうなるかを見守っていきたいと思います。
本日はこの辺で。
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