前回の続きから。
探し求める
前回は美容師を辞めたとこまでお話ししました。
そしてここから今の仕事に通ずる方向へシフトします。
イッサンにスノーボードショップの求人を教えてくれた友人は、設計の仕事をしていました。
その友人が「この仕事は休みが多いからスケボーもできるし、体力仕事ではないから楽よ」。
その言葉に惹かれたこの時のイッサンの心境は、「自分に合った仕事なんてこの世に存在しないのではないか」という様な半ばあきらめムード。
美容師を辞めて直ぐに職業訓練校に通い、半年間設計の勉強をしました。
その半年間は、失業保険からお金がもらえ、久々の学生生活もできたのでとても楽しかったです(^^)
夢のような半年間を終え、就職したのが今の設計会社。
職業訓練校の講師の先生が「最初は給料が安いとこでもどこでも良いから、とりあえず設計会社に就職し、3年も働けば実務経験も出来て転職しやすくなるので、とにかくどこでも良いから設計会社に就職を!」ということで、今の会社に就職。
筆記試験も適性検査も無い、面接だけで入れるユルユルな会社です(笑)
その分、超安月給!!
職業訓練校の講師の先生の言葉を信じ、働くこと2年8か月。
他の会社から、アームハンティングがあり、一度今の会社を退職します。
そして転職し、給料が大幅にアップしました。
そこは製造業の工場で、設計ではありませんでしたが、設計ソフトを使ってモノづくりをする会社です。
そこには7年間務めました。
退職した理由は社長がウソつきだったから。
入社前の説明では、2年連続でS評価を得れば、ランクが上がります。
入社前に受けた昇給昇進の説明通り、評価表の内容を勉強し、2年連続で一番高い評価のSを取得。
しかし、イッサンのランクが上がることはありませんでした。
イッサン、筋違いなことをするのもされるのも大嫌いです。
いくら給料が良いからと言って、そこを我慢してまでウソつき社長がいる会社には居たくありません。
入社3年でその事件が起こり、転職を考えながら4年我慢していたところ、ありがたいことに、他社からまたまたアームハンティングが。
ちなみにその4年間は、ほぼ仕事をさぼっていました。
社長に仕返しです(笑)
一日の作業時間をギュッとしたら、2時間しか働いていなかったです(笑)
一日2時間でまぁまぁの給料を貰えるって凄いですよね(笑)
結局そのアームハンティングされた会社には転職しなかったのですが、それをキッカケに、前に働いていた設計会社の取締役の方に、以前よりも高待遇で呼び戻され、今に至ります。
こうして色々な仕事を転々とし、うまい具合に渡り歩いてきました。
自由はあったのか?
今の仕事は、在宅勤務ができているから自由度は高いと言えます。
しかし、給料の総支給額を決めるのは残業時間。
毎月40時間ほど残業し、今の生活水準をキープしています。
毎月40時間の残業となると、毎日2時間は残業しなければなりません。
17時が定時ですので、19時までは残業。
これは「月の労働日数が20日」の場合。
祝日やゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始のお休みがある月は、労働日数が20日いかになります。
更に、PTAのお仕事なんかがあれば早く帰らなければいけなかったり、午後から仕事を休まなければいけなかったりもします。
そうなると、月によっては、19時までの残業では足りず、19時半や20時、遅い時には21時まで残業することも。
時間に縛られていて自由であるとは言えません。
自由を手に入れる
そう考えると、今の仕事で自由を手に入れるなら、独立し、一人親方で今の仕事の下請けをする。
これが自由への一番の近道。
近道であり、今までの仕事ができるので、仕事量が減ってもある程度の収入は見込めます。
この仕事が好きかと聞かれると、全く好きではありません。
とりあえず自由を手に入れるためにと言う感じ。
時間に制約がなく、やった分だけ会社に請求して収入とする。
そこには責任も伴ってきますが、それを差し引きしても余るくらいの魅力が見え隠れしています。
独立し、フリーランスにしろ会社を立ち上げるにしろ、今の仕事だけを受けなくても、他の仕事に手を出すことも可能になってきます。
いざとなったら仕事なんて世の中に溢れかえっていますので。
イッサンの独立のトリガーは在宅ワークが無くなることでしたが、会社から特に何も言われていないので今年度も在宅ワークを続けています。
このままズルズル行かないように計画を立てなければと思います。
〆
やはり人間、自由でないと。
そう思います。
ありがたいことに、他社から転職のお話しが来てますが、また企業に雇われてその中のルールで生きていくのはゴメンです。
次に仕事を変わるなら独立一択。
今はそう考えています。
会社の中でどんぐりの背比べ、会社の中で相手よりも抜きに出る為の陰口や裏工作、会社の上司に好かれるために自分をウソ偽る。
今まで色々な「面倒事」を見てきました。
人数が多い会社も少ない会社もそれぞれの「面倒事」があります。
人間の悩みは全て対人関係にあり、会社組織の中では特にその兆候が顕著です。
組織に属さず自由に働く。
イッサンはそんな生き方を求めていたのです。
自分で決め、自分で行動する。
それに気づかせてくれた友人たちに感謝しています。
あと何年アクティブに働けるかを考えると、40代の今が最後のチャンスかも。
さて、次のトリガーを見極めながら準備しますか。
本日はこの辺で。
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