小学校で行われるあいさつ運動繋がりです。
あいさつの意味について書いてみます。

あいさつ
あいさつとは。
- 人と会ったとき取りかわす儀礼的な動作・言葉。 「初対面の―」
- 儀式・就任・離任などの時、祝意・謝意・親愛の意などを述べる言葉。 「一場の―を述べる」
ここで言うあいさつとは、1.の事を言います。
そもそも「あいさつ」とは何のためにするのか?
深く掘り下げて行きますね。
1.に書かれてある「儀礼的」と言う言葉を調べてみました。
① 礼儀にかなうさま。 ② 礼儀に外れないように心がけるだけで、あまり誠実さのないさま。 形式的。
とありました。
②は、確かにそんな方もよく見かけます。
「とりあえず何でも良いからあいさつしとけ」みたいな人のことを言うのだと思います。
「あいさつしないよりはマシ」程度のレベルですね。
そもそも「礼儀」とは何か?具体的に分かりますか?
礼儀とは、人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。
これですよ。
礼儀です。
最後の方に「敬意を表す作法」とありますよね。
「敬意」とは尊敬する気持ちの事を言います。
その様な気持ちであいさつをするのが本当の「あいさつ」なんです。
あいさつの力
あいさつには色々な力があります。
- 相手の存在を認めていると言うサイン
- 敵意がない事を示せる
- 仲良くなるきっかけを作れる
- 印象の良さを伝えられる
- 緊張をほぐすことが出来る
この様に、「あいさつ」と言うたった一言に、沢山の力が秘められているのです!
ここまで示せばもう分かりますよね?
あいさつは絶対にやった方が良いのです!
それも、適当にするのではなく、相手を尊敬する気持ちでやりましょう。
イッサンの経験ですが、ろくにあいさつが出来ない人は、何か欠陥があるように感じます。
うちの会社の課は課長があいさつを軽んじる傾向にありますので、課員も適当なあいさつをする人が多いです。
そりゃ色々な問題を抱えるだろうと思います。
先ずは礼儀をわきまえましょう。
イッサンが入社してからは多少マシになりましたがまだまだです。
あいさつの仕方の注意点
イッサンは3つあると思います。
1つ目は、相手の目を見ること。
昔から、「目は口程に物を言う」と言うことわざがあります。
それだけ人の目と言うのは色々なものを映し出すのです。
周りにこんな人いませんか?
笑っていても目が笑っていない人。
そんな人は、表面上笑っていても、心の中では何とも思っていないのです。
イッサンは人の目を見るとだいたい分かります。
ですので、しっかりと相手の目を見て、尊敬の気持ちであいさつを交わしましょう。
2つ目は、相手に聞こえる声を出すこと。
当たり前の事ですが、声が小さくて相手に聞こえなければ何の意味もありません。
相手に聞こえる声であいさつをしましょう。
3つ目は、軽く微笑むこと。
これ、とっても重要です!
無表情であいさつされるのと、少し微笑んであいさつされるのとでは、相手に与える印象が大きく変わります!
無理やり笑わなくても、少し口角をあげるだけで印象ががらりと変わます。
しかし、今はマスクを着けていますので、少し大げさに笑顔を作っても良いでしょう。
1つ目の「目は口程に物を言う」を思い出して下さい。
マスクの下では分かりにくいですが、相手の目を見て、相手に届く声で、微笑んで、を心がければ、自分の気持ちも変わり、取り巻く環境も変わって行くと思います。
苦手な人には?
苦手な人にもあいさつはしましょう。
あいさつをしない事で更に関係が悪化することもあります。
「尾を振る犬は叩かれず」と言うことわざがあります。
尾を振ってくる従順な犬を、人は打つことはしない。穏和な人間は、人からひどい仕打ちを受けることはまずない、というたとえ。
こっちが「あの人苦手だなぁ」と思っている気持ちって、だいたい相手に伝わっています。
そう思ってしまうのは仕方ありませんが、だからと言って「あいさつもしない」となると、いくら相手が悪くても、こっちまで印象が悪くなってしまい、ひいては周りに嫌~な雰囲気を作ってしまうこともあります。
ですので、苦手な人にこそ、こちらからあいさつをする様に心掛けましょう。
〆
あいさつをされて気分を悪くする人はいません!
逆に、落ち込んでいる人に元気を与えることも出来ます。
そのような行いは、回りまわって自分の所に返ってきます。
何気なく毎日しているあいさつが、その人を元気づけているとなると、それは善い行いとなります。
その善い行いが積み重なって、徳を積むのです。
人を元気にさせられるあいさつを心がけて、今日も1日頑張りましょう!
本日はこの辺で。

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