通学路の危険個所~信号のない横断歩道での見守り

PTA

イッサンが住んでいる田舎町では、信号のない横断歩道が存在します。

そこが通学路になっていて、保護者が交代で旗を持って立ち、子どもたちの安全を見守っています。

交通当番

保護者が順番を決めて交通当番を行っています。

横断歩道などの危険な個所に旗を持って立ちます。

それも毎日ではありません。

その交通当番の順番が回ってきても参加しない保護者が多いのです。

イッサンは最近になってそれを知りました。

確かに朝の忙しい時間帯である7時30分~8時の間に横断歩道に立つのは大変かもしれません。

場合によっては会社を遅刻して行くこともあるでしょう。

しかし!交通当番が回ってくるのは、1年365日ある中でたったの2日ですよ?

それすら守れないなんて、とても残念です。

では、少し想像したら分かることをお話しします。

後悔

想像してみて下さい。

もし、あなたが交通当番の日で、「面倒だし、仕事があるし」と言って横断歩道に立たなかった日。

子どもたちが巻き込まれる悲惨な交通事故が起こったとしたら。

どんな気持ちになりますか?

イッサンなら、後悔してもしきれません。

「あの時、ちゃんと交通当番に参加していたら・・・」

もしそこで子供が亡くなったりでもした日には、一生立ち直れないかも知れませんよ。

各地で通学中の小学生が事故に遭うケースが後を絶ちません。

自分の気持ちを優先する、自分の仕事を優先する。

その気持ちもよく分かります。

しかし、今一度よ~く考えてみて下さい。

人は何のために生きているのかを。

生きる意味

イッサンはこう思います。

究極、人は人の役に立つために生きていると。

キレイごとに聞こえるかもしれませんが、よく考えてみて下さい。

あなたはなぜ仕事をしているのですか?

「お金のため」という声が聞こえてきますが、そのお金をもらうシステムが築き上げられる前の時代はどうだったのでしょうか?

人間が狩りをして生きていた時代。

そんな時代でも、みんながみんな狩りが得意であったわけではありません。

狩りは得意だけど家を建てるのは苦手、狩りは苦手だけど家を建てるのは得意。

そんな人たちがお互いの得意を活かし、支え合って生きていたに違いありません。

つまり、お互いの役に立っていたということです

その延長線上に「仕事」ができたのです。

人の役に立たない事は「仕事」として成立しません。

なぜなら、求める人が居ないからです。

「これをしてくれたら助かる」とか「これがあったら便利なんだけどな~」という人間の不便さを補い合うためにしてきた行動が「仕事」です。

無意識かも知れませんが、今やっている仕事は必ずその先に「ありがとう」が待っています。

そうやって人は人の役に立つために生きているのです。

お金

仕事は今、賃金という名の「お金」というものが発生しています。

資本主義社会がそうさせたのか、殆どの人は「お金」が発生しないと動きたがらない

「お金」だけが判断基準、価値基準。

この世の中、それだけですか?

「お金」さえあれば良いのですか?

あんなのただの紙切れですよ?

「お金」は、日本銀行が発行している「日本銀行券」というただの紙切れ。

それに踊らされ、儲かっただの損しただの。

もちろん、生きていくうえで必要なのも事実ですが、今はあまりにも「お金」に執着し過ぎていると感じます。

「お金」だけじゃない。

もっと大切にすべきことが存在するのは確かです。

徳を積む

儒教などの東洋思想で「徳を積む」という言葉があります。

人間の道徳性や社会性にかかわる行動を意味しています。

「徳を積む」というのは「善いおこないを重ねておく」ということです。

見返りを求めずに善いおこないをしていくことが、「徳を積む」ことになります。

皆さんはこの「徳を積む」おこないができていますか?

自然に出来ている方もいれば、よしやろう!といってやる方もいます。

どちらにしてもやる事が大切。

困った人を助けることもそうですし、三女ちゃんがやっている地域のゴミ拾いもそう。

他の誰かに無償で貢献するおこないが「徳を積む」ということです。

「見返り」や「お金」ではないのです。

イッサンは30歳を超えてからその事に気づきました。

それに気づいて行動し始めたころから、物事がスムーズ運んでいると感じています。

そして何より気持ちが良い!

気分スッキリですよ!

このような「徳を積む」行為は、自己肯定感を高める効果もあります。

今の日本の子どもたちに足りない自己肯定感。

「徳を積む」という行為で簡単に上げることができるのです。

自分だけの為でなく他人の為に。

交通当番に参加しない保護者達の考え方が少しずつでもシフトして行ってくれたらと切に願います。

少し話が逸れましたが、交通当番はしっかり守ってもらうよう、小学校のグループLINEで保護者全員に連絡しました。

自分本位の行動だけでは世の中うまく回りません。

人間は集団で生きていく生き物です。

色々な集団に属して行く中、それぞれの場面で役に立っていきましょう。

それが人間の生まれて来た意味でもあるのです。

皆さんは役に立つおこない、徳を積むことができていますか?

本日はこの辺で。

イッサン

「イッサン」は保育園の時に友達から付けられたニックネーム。

アイコンは自作の煉獄さん。

可愛い三姉妹と奥様の5人家族。

長女ちゃん→中学2年生。難病の神経線維腫症1型(レックリングハウゼン病)

次女ちゃん→小学6年生。HSC,場面緘黙,母子分離不安症(小2で不登校気味→保健室登校→別室登校→現在は毎日登校して殆どの授業に参加中!)

三女ちゃん→いつもニコニコ元気な小学2年生!

趣味は読書と車とスケートボード。

人生を上手く渡ってきたつもりな1979年式の44歳。

経歴→元携帯電話ショップ店長、元スノーボード&スケートボードショップ店員、元中学校生徒指導員、元美容師etc... そして今は会社員。

21歳の夏、愛車エルカミーノを売り払い、単身ニューヨークへ。三か月間ステイして毎日スケートボード三昧の生活。そして翌年も渡米。そのまま突っ走るつもりが、今の奥様と出会い、暖かい家庭を築くことに。

そんな自分が会社員である違和感を抱えつつ、家族との愛を育みながらながら、育児に奮闘する毎日や趣味の事などを綴っています。

色々な経験を活かして、少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できればと思います。

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