聞いてびっくりですよ。
イッサンは更迭されなくて良かったです(笑)
更迭
更迭(こうてつ)とは、人事処置の一つで、高い地位についている人間の役職を解き、別の人間に当該役職に充てることを意味しています。
ある小学校で起こった更迭騒動。
その一部始終をご覧ください。
余談
次期PTA会長さんにこんな話を聞きました。
他校のPTA会長さんのお話しです。
A小学校としておきましょう。
A小学校のPTA会長さんは会長1年目。
小学1年生の子どもさんがいらっしゃり、「私は6年はPTA会長ができる!私がA小学校のPTAを改革する!」と意気込んでいたそうです。
そして迎えた今年度の1年目。
その方は意気込み通り、色々な案を出し、PTAの改革に動き出しました。
しかし、その殆どが失敗に終わり、学校側からほぼすべての案件が却下されたそうです。
一見すると学校側が悪いようですが、そうではなく、そのPTA会長さんのずさん過ぎる計画が問題だったのです。
案は出すけどそのプロセスについて何も考えていないというおまぬけぶり。
例えば、交通当番。
保護者が順番で横断歩道に立って旗を持ち、子どもたちを安全に横断させるというPTA活動の中でも大切な仕事。
それを止めるというのです。
止めてくれるのは良いですが、じゃあ具体的にどうするのか、今まで通り子どもたちの安全を守れるのかなど、全く何も考えずに発言していたそうです。
他に色々な案を出すも、どれもその過程を考えず中途半端に終わり、しびれを切らせた保護者達からの大バッシングにより、PTA会長の職を更迭させられたそうです。
つまり、保護者の皆さんから「クビ!」と言われたのです。
結局引っ掻き回して空回り。
結局そのPTA会長さんは何がしたかったのかというと、PTA自体をなくしたかったそうです。
そうしたいなら、それまでのプロセスをしっかりと考えなければ、理想だけ語るのでは話になりあませんよね。
ということで、現会長さんの「6年間PTA会長をやる」という夢ははかなく散り、来年度のA小学校は他の方がPTA会長を務めることになったそうです。
失敗の原因は何か
A小学校のPTA会長さんは何がいけなかったのか。
イッサンが思うに、「他の保護者の皆さんはどう考えているか」を無視した結果ではないでしょうか。
PTAをなくすにしても、何が不満で何を止めたいのか。
そこを他の保護者達から話を聞き、深く掘り下げて行けば、本当にPTAを失くさなければならないのか、それともPTA活動の内容を見直すだけでよいのかなどが見えてきたはずです。
PTA会長だけが「よし、PTAをなくすぞ!」と意気込んでいても、今回のように空回りして皆さんに迷惑を掛けるだけ。
あくまでもPTA会長は、役員、会員の意見を聞き、みんなにとって良いことは何かを見極めて行動することが大切。
イッサンはそういう思いで会長職を務めてきました。
そのお陰かは分かりませんが、イッサンの働きを見て、中学校のPTA会長さんが「来年度、中学校のPTA会長をやって頂けませんか?」と声を掛けて下さったのだと思います。
来年度もPTA会長をするのは正直大変ですが、辞めさせられるよりはマシかなと思ったお話しです(笑)
〆
イッサン個人的には、その方にはまたPTA会長に挑戦してもらいたいと思っています。
その方も一生懸命だったのです。
今回のことをしっかりと反省し、糧とできる方ならばですが。
周りの方も、一度の失敗を許容できないような心の狭い方ばかりであるとしたら、それはとても悲しいこと。
人間、失敗なくして成長なし。
失敗しない人は何もしない人です。
何かに挑戦して失敗する人の方がよっぽどマシ。
イッサンはそう思います。
皆さんは周りの方の一度目の失敗を許容できていますか?
本日はこの辺で。
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