どうする母の家系のお墓とお仏壇?~これまでしかやってはいけない

人生

前回の続きです。

長男である母の弟。

その息子であるイッサンの従弟がお墓もお仏壇もこっちで処分するようにと言ってきました。

こんな場合どうすれば良いのでしょうか。

他の家系は手を出すな

結論から言えば、自分の姓以外の家系のお墓やお仏壇は、絶対に他の家系の人が「永代供養」や「墓じまい」などしてはいけません!

一見、良いことをしてあげていると思うのですが、他の家系の人がそんな事をすれば、よその家系の因縁までもらい受けてしまうからです。

みなさんは因縁ってご存知ですか?

因縁

皆さんや皆さんの周りにもこんな方はいらっしゃいませんか?

祖父母が離婚していて、自分の父母も離婚していて、自分も離婚している。

これも因縁の一つです。

どこかでそれに気づいて因縁を断ち切らなくてはなりません。

一つの因縁を断ち切るのですらとても大変な事。

それが、他人の因縁まで貰ってしまうととんでもないことになることくらい想像できると思います。

イッサン家も因縁を抱えている家系。

イッサン家の家系の因縁の始まりは、何代も何代も前のご先祖様から。

その昔、違う身分の男女が恋に落ち、身分の違いからその恋は成就しませんでした、

そして、嘆き悲しんだ女性が入水し、自ら命を絶ったのです。

男性の名は「くのうほうげんよしもりさん」女性の名は「あきこ」さん。

その女性は宮島の厳島自神社で巫女さんをしていました。

そこからイッサン家の因縁は始まったのです。

Yおじさん

それを調べてくれたのが、イッサンの父の兄にあたる、叔父のYおじさん。

イッサン家では、長女ちゃんが神経線維腫症1型という難病を持って生まれました。

長女ちゃんはイッサン兄弟のなかで一番最初に生まれた女の子

叔父のYおじさんも2人の娘がいます。

Yおじさんの長女は3歳でてんかん発作を起こし、障害が残り、重度の障害者となってしまいました。

そのYおじさんの長女も、4人いる兄弟の仲で一番最初に生まれた女の子でした。

イッサン家では、先祖の因縁がその家系で一番最初に生まれてくる女の子に現れているのです。

それから、Yおじさんは「なぜ自分の娘がこんな目に合うのか・・・」と考え悩んでいた所、良いお坊さんと出会い、お寺さんで修業をし、得道を受けて在家でお坊さんとなりました。

イッサンは恵まれていると感じています。

イッサン家の因縁のせいで長女ちゃんが難病を持って生まれたことはとても辛いですが、それが先祖の因縁であると気づけること自体が珍しいと思ったからです。

そのお陰で、四国八十八か所をお参りさせて頂けたり、今回のように他の家系のことについてどうすれば良いのかとということを知ることができたからです。

ご先祖様がしたことが子孫で出てくることは珍しくありません。

Yおじさんのお陰で、イッサンたち子孫が何をするべきが明確になりました。

せめて長女ちゃんの代で因縁を終わらせたい。

そう願いながら、四国八十八か所のお参りもさせて頂いております。

お墓とお仏壇

さて本題です。

母の入っているお墓やお仏壇をどうすれば良いのか。

先ほど書いた内容を読んでいただいたら分かると思いますが、よその家系のことはなにもしたらいけません。

ただし!自分の親に関しては別です。

姓が違い他所の家系のお墓やお仏壇に入っていても、後を見る者がいなければ、自分の親だけは永代供養をしても問題ありません。

ですので今回イッサン家は、母だけ永大供養します

永代供養とは、簡単に言えば、檀家であるお寺にお金を払って遺骨と位牌を管理してもらうことを言います。
(永代供養でも色々とやり方が分かれていますので、気になる方はお寺に確認してください。)

そして残った他の遺骨とお墓はそのまま放置。

これで残された母の家系の仏様は無縁仏となります。

無縁仏となったご先祖様は、さぞかし怒ることでしょう。

その矛先はどこへ向かうのか。

イッサンの従弟とその子どもたちは、この先不幸な目に合うのでしょうが、口もきけないのでどうしてあげることも出来ません。

そしてお仏壇はどうするのかというと、今回はお仏壇を置いてある家を売り払うので処分する必要がありますので、「仏壇じまい」をします。

仏壇じまいとは、位牌を閉じて(位牌から魂を抜いて)仏壇を処分してもらうことです。

仏壇じまいは葬儀屋さんでも仏壇屋さんでもやってくれます。

ちなみに、今回は母の葬儀をお願いした葬儀屋さんに頼んで7万円でした。

お仏壇に入っている全ての位牌も、永代供養することなく処分してもらいます。

家系が違うのなら、自分の親以外の人は永代供養してもいけません。

これにてイッサン家でできることは終わりです。

気になる祖父母

自分の親だけしかやってはいけないと分かっていても、気になるのが祖父母のこと。

イッサンはばーちゃんっ子で、名付け親もその祖母が付けてくれました。

その祖父母の遺骨や位牌もお仏壇には入っています。

悲しいけど、このままに無縁仏に・・・とはなりません!

先ほども書きましたが、自分の親は永代供養できますので、イッサンの祖父母は、イッサンの叔母であり娘であるタママが永代供養できるのです!

今までもタママとタパパは色々なことでイッサンたち家族を助けてくれています。

ここでもタママとタパパに救われた、そんな気持ちです。

いつもありがとう(^^)

これで安心して母の家を処分できます。

2月中に母と祖父母の永代供養を行います。

永代供養することで、そのお寺で毎日拝んでもらえるので、仏になった母や祖父母も喜ぶことでしょう。

イッサンたちもそのお寺に行って手を合わせることも出来ますので、母も寂しくないと思います。

平日は毎日通っていた母の家にはもう行くことも無くなります。

それは少し寂しいですがこれも流れ。

皆さんも間違いの無いよう、自分の家系に他の家系の因縁を取り込まないようにご注意ください。

本日はこの辺で。

イッサン

「イッサン」は保育園の時に友達から付けられたニックネーム。

アイコンは自作の煉獄さん。

可愛い三姉妹と奥様の5人家族。

長女ちゃん→中学2年生。難病の神経線維腫症1型(レックリングハウゼン病)

次女ちゃん→小学6年生。HSC,場面緘黙,母子分離不安症(小2で不登校気味→保健室登校→別室登校→現在は毎日登校して殆どの授業に参加中!)

三女ちゃん→いつもニコニコ元気な小学2年生!

趣味は読書と車とスケートボード。

人生を上手く渡ってきたつもりな1979年式の44歳。

経歴→元携帯電話ショップ店長、元スノーボード&スケートボードショップ店員、元中学校生徒指導員、元美容師etc... そして今は会社員。

21歳の夏、愛車エルカミーノを売り払い、単身ニューヨークへ。三か月間ステイして毎日スケートボード三昧の生活。そして翌年も渡米。そのまま突っ走るつもりが、今の奥様と出会い、暖かい家庭を築くことに。

そんな自分が会社員である違和感を抱えつつ、家族との愛を育みながらながら、育児に奮闘する毎日や趣味の事などを綴っています。

色々な経験を活かして、少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できればと思います。

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